2019年01月15日

「蛍光灯のない絵本の世界」

元「童話屋」読書相談員・向井惇子講演録「どの絵本読んだらいいですか?」(かもがわ出版)刊行記念トークイベント

東京は渋谷にあった子どもの本専門店「童話屋」、横浜の「たまプラーザ童話屋」で約20年間、読書相談員として活躍された向井惇子さんの講演録の出版を記念して、編者で惇子さんの長女、向井ゆかさんがニューヨークから来日し、「子育てと本」についてのお話をいたします。絵本全般にご興味のあるどなたさまもぜひ、ご参加ください。

「オフィスやコンビニでは、全体をまんべんなく広範囲に照らすことのできる蛍光灯やLEDがよく使用されます。素晴らしい絵本を読んだときのことを思い出してみてください。

その絵本の世界は『蛍光灯』のようにスッキリすべてが見えるような光ではない、特別な光に照らされていませんでしたか?

子どもに寄り添い、成長を見守り、心の拠りどころにもなり得る、そんな絵本を選ぶ視点や重要性を解き明かすような本を作りました。」(向井ゆかさん)

日 時:2月23日(土)13:30開場/14:00開演(15:30終了予定)
会 場:Readin’Writin’ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)
定 員:10名

参加費:500円(当日書籍ご購入のかたにかぎり、消費税サービスの1200円で販売いたします)

ご参加をご希望の方は、お名前、人数、連絡先を明記のうえinfo@readinwritin.netまでお願いします。

向井ゆか/読書相談員・絵本アドバイザーだった向井惇子の長女。父親は元NHKアナウンサー。小学校の頃からつづく親子読書会のメンバー。ニューヨークで3人の子育てを経験する。55歳。

向井惇子(むかい・あつこ)/1931年生まれ。NHK函館放送局放送部でラジオのお話のお姉さんとして朗読を担当。結婚・出産・子育てをへて1977年に開店した東京・渋谷の書店「童話屋」、横浜の「たまプラーザ童話屋」で読書相談員として約20年働く。その後も絵本アドバイザーとして数多くの講演会や勉強会の講師を務める。2017年逝去。

2019.01.15. | Posted in 未分類