2019年02月07日

僕らがオリンピックに反対する理由(わけ)

「やっぱりいらない東京オリンピック」(岩波ブックレット)刊行記念トークセッション

小笠原博毅(神戸大学教授)×山本敦久(成城大学准教授)

2019年2月28日(木)1830開場/1900開演

参加費1000円(ワンドリンク付)

これは誰のための「祭典」なのか。

2020年に東京で開催されるオリンピック/パラリンピックの諸問題を検証し、「いらない」とハッキリ言うための論点を提示するブックレットが岩波書店から出版された。

都⺠がこうむる多大な負担、過度な重圧に晒されるアスリートたち、歪められるスポーツのかたち、そしてますます不自由になる社会……。

「決まったものは成功させよう」という思考停止を抜け出し、オリンピックという「社会的災害」を回避するために何ができるのか。

なぜ、著者たちは東京オリンピック開催に反対するのか。

著者の二人を招いてオリンピック開催の問題点を徹底討論する絶好の機会!!

小笠原博毅(おがさわら ひろき) 1968年八王子市生まれ。神戶大学教授。専門は文化研究。サッカーと人種差別、および18世紀初頭の海賊たちを主なテーマとして研究を続けている。主な著書に『セルティック・ファンダム――グラスゴーにおけるサッカー文化と人種』(せりか書房),『黑い大⻄洋と知識人の現在』(編著,松籟社)。東京オリンピックをめぐっては『反東京オリンピック宣言』(山本との共編著,航思社)がある。

山本敦久(やまもと あつひさ) 1973年⻑野市生まれ。成城大学准教授。専門はスポーツ社会学。スポーツの権力とアスリートによる支配への抵抗表現を主なテーマとして研究を続けている。主な著書に『身体と教養』(編著),『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』(共編著,ともにナカニシヤ出版),『オリンピック・スタディーズ』(共著,せりか書房)。東京オリンピックをめぐっては小笠原と上記の共編著がある。

2019.02.07. | Posted in event