2019年02月08日

ワークショップ「絵本をつくる!」

昨年秋に出版された絵本『モノポの巣』(小鳥書房刊)は、孤独な鳥のモノポが、1通の手紙を通して仲間のあたたかさを知っていくものがたり。透明水彩の絵と、語り過ぎない言葉の重なりが美しい、大人も深く味わえる絵本です。

今回、その作者である絵本作家・山田和明先生のワークショップを行なうことになりました。内容は次の通りです。

・絵本をつくるときのコンセプトづくり

・制作や出版の裏話(『モノポの巣』のラフや色校、束見本などもお見せします)

・ボローニャ国際絵本原画展に応募するには?

・絵本作家になるには?

・作品をどのように売り込むか!

・「人生の1ページ」の絵を描いてみる(参加者さんと一緒に行ないます)

・参加者のみなさんのラフへのアドバイス

など盛りだくさんな内容になりますので、プロのイラストレーターさん、絵本作家を目指す人、絵本を描いてみたい人などが、次の一歩を踏み出すきかっけになるとうれしいです。

濃密な2時間、ぜひご参加ください!

日 時:2月24日(日)1830開場/19時スタート

参加費:2500円

定 員:10名ほど

持ちもの:ふだんお使いの画材やスケッチブック、手描き作品のラフ(すでに書いた作品がある方のみ)

ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、info@readinwritin.netまでお願いします。

※2 月19 日~3 月6 日には、Readin’ Writin’の中2階にて、『モノポの巣』の原画展を開催しています。あわせてご覧ください。

<プロフィール>

山田和明 1961 年京都市に生まれ。絵本作家・イラストレーター。2010 年、2011 年、2018 年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。『My Red Balloon』(minedition)は7 か国で出版され、ドイツにおいてルークス賞・トロイスドルフ絵本賞受賞。『My Red Balloon』の日本版『あかいふうせん』(出版ワークス)は2018 年に第9 回ようちえん絵本大賞を受賞。主な作品に『Mr Bear’s Friends』『A Concert in the Park』(minedition)、『カノンとタクト』(出版ワークス)がある。音楽とテニスが趣味。横浜デザイン学院講師。

小鳥書房 落合加依子が本づくりを行うひとり出版社。マスに向けられた本よりも、「たったひとりのだれか」が心から喜んでくれる本を出版したいと、2016 年、東京・国立市に設立。10 年後、100 年後にも伝えるべき著者との出会いを、つねに探している。

2019.02.08. | Posted in event