2019年06月30日

「お砂糖とスパイスと爆発的な何か」刊行記念トークイベント

「お砂糖とスパイスと爆発的な何か」(書肆侃侃房)

北村紗衣さん×坂本邦暢さん

「お砂糖とスパイスと哲学的な何か」

観たことのあるあの映画や舞台、読んだことのあるあの本、楽しかったけどもう一歩深く踏み込んで考えてみたいな……と思ったことはありませんか?

また、世間では名作とされているけど、なんとなくピンとこなかった、という作品はありませんか?

6月下旬に書肆侃侃房から刊行された『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』は、フェミニスト批評を使ってそうした疑問に答えようという批評の入門書です。

本書刊行にあわせて、著者の北村紗衣さんと、新進気鋭の哲学史家で北村さんとは大学1年生の頃からの同学である坂本邦暢さんがトークイベントを行います。

執筆の裏話から哲学的なツッコミまで、何が飛び出すかわかりません。

日 時:2019年7月14日(日)開場1830/開演1900

場 所:Readin’Writin’ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)

参加費:1000円

ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

●プロフィール 

北村紗衣 (きたむら・さえ) 1983年、北海道士別市生まれ。東京大学の表象文化論コースにて学士号と修士号を取得後、2013年にキングズ・カレッジ・ロンドンにて博士号を取得。武蔵大学准教授。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち―近世の観劇と読書』(白水社、2018)、訳書にキャトリン・モラン『女になる方法―ロックンロールな13歳のフェミニスト成長記』(青土社、2018)など。

坂本邦暢 (さかもと・くにのぶ) 1982年生まれ。2012年に東京大学の科学史・科学哲学コースにて博士号を取得。明治大学講師。専門は西洋初期近代の哲学史。著書にJulius Caesar Scaliger, Renaissance Reformer of Aristotelianism (2016)、共著に『ルネサンス・バロックのブックガイド』(ヒロ・ヒライ監修、工作舎、2019)など。

2019.06.30. | Posted in news