2019年08月27日

男女の連携を、仏ベストセラー小説から考える『三つ編み』読みこみ対談

「三つ編み」(レティシア・コロンバニ、早川書房)

本国フランスで100万部を売り上げたフェミニズム小説『三つ編み』。

2019年上半期の新井賞受賞をはじめ、日本でも多くの共感を得ています。


この小説の特徴は、「女性が自由を得るために、男女の対立は必要ない」ということ。

そんな男女連携のあり方を、日本ではどうヒントにできるのか。


『三つ編み』の解説を担当したフランス在住のライター髙崎順子氏が、男性学の専門家である大正大学・田中俊之准教授を迎え、縦横無尽に語り合います。

日 時:2019年10月20日(日)開場1030/開演1100

会 場:Readin’Writin‘ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町近く)

参加費:1500円

ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

田中 俊之(たなか・としゆき)1975年東京生まれ。大正大学心理社会学部准教授 男性学を主な研究分野とする。博士(社会学)。著書『男性学の新展開』青弓社、『男がつらいよ―絶望の時代の希望の男性学』KADOKAWA、『〈40男〉はなぜ嫌われるか』イースト新書、『男が働かない、いいじゃないか!』講談社プラスα新書、小島慶子×田中俊之『不自由な男たち――その生きづらさは、どこから来るのか』祥伝社新書、田中俊之×山田ルイ53世『中年男ルネッサンス』イースト新書、『男子が10代のうちに考えておきたいこと』。日本では“男”であることと“働く”ということとの結びつきがあまりにも強すぎる」と警鐘を鳴らしている

髙崎 順子(たかさき・じゅんこ)パリ在住ライター。1974年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、都内の教育系出版社で編集者として勤務。2000年渡仏し、モンペリエ大学、パリ第4大学ソルボンヌなどでフランス語を学ぶ。2001年より日本語メディアへの寄稿を開始。書籍執筆、雑誌・ネットメディアへの寄稿他、書籍解説や新聞時評などを手がける。主要な活動分野はフランス社会(子育て環境、男女格差是正)・文化一般(食、紀行、芸術、伝統工芸など)。私生活ではフランス人男性と結婚、二児(男子)の母。著書に『フランスはどう少子化を克服したか』(新潮新書)、『パリのごちそう』(主婦と生活社)、『パリ生まれ プップおばさんの料理帖』(新潮社)。講談社のネットメディア「現代ビジネス」にて『フランスに探る 男女連携社会の作り方』を連載中。

2019.08.27. | Posted in news