2019年09月06日

『平成の文学とはなんだったのか』刊行記念トークイベント

『平成の文学とはなんだったのか』(はるかぜ書房)

文芸評論家の重里徹也さんと日本文学研究者の助川幸逸郎さんが平成文学の三十年を一望し、縦横無尽に語りつくします。

【本書の概要】息が長い読書家であり文学研究者でもあるふたりが平成の文学を易しく語る。村上春樹、小川洋子、辻原登、古井 由吉、小川国夫、髙村薫、絲山秋子、村上龍、綿矢りさ、川上未映子、宮本輝、吉田修一、金原ひとみ、 佐伯一麦、大江健三郎、黒井千次、伊藤計劃、平野啓一郎(敬称略)ほか、多くの作家たちの作品を取り上げている。小説はどのように時代を映しているか。10 のテーマを立てて多角的に平成を照らす。ふたりの著者がそれぞれ選ぶ平成文学の「十選」や忘れられない作品「三選」、コラムも充実。平成文学のガイドブックとしても楽しめる。

日時:2019年11月3日(日)開場18:30/開演19:00

会場:Readin’Writin’ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)

参加費:1500円

ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

重里徹也(しげさと・てつや) 文芸評論家。聖徳大学教授。1957年、大阪市生まれ。毎日新聞社で学芸部長、 論説委員などを務めた。著書に『村上春樹で世界を読む』(三輪太郎との共著、祥伝社)、『つたえるエッセイ』(助川幸逸郎との共著、新泉社)、『司馬遼太郎を歩く』 (共著、毎日新聞社)など。

助川幸逸郎(すけがわ・こういちろう) 日本文学研究者。岐阜女子大学教授。1967年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒、同大学院文学研究科修了。著書に『光源氏になってはいけない』(プレジデント社)、『小泉今日子はなぜいつも旬なのか』(朝日新聞出版)、『謎の村上春樹』(プレジデント社)など。

2019.09.06. | Posted in news