2019年11月07日

「結愛ちゃん裁判 私たちが本当に聴きたかったこと」

2018年3月に起きた目黒区女児虐待死事件。去る10月30日、女児の父親・船戸雄大被告の懲役13年が確定(検察、弁護側とも控訴せず。母親は控訴中)、裁判は第一審で幕を閉じました。

私たちは、結愛ちゃん事件で何を知り、何を知ることができなかったのでしょうか? 

児童虐待問題に詳しい、おふたりと考えます。

高橋亜美さん(アフターケア相談所ゆずりは所長)

小宮純一さん(ジャーナリスト、NPO法人埼玉子どもを虐待から守る会理事)

日 時:12月3日(火)19:00開演(18:30開場)

会 場:Readin’Writin’ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)

参加費:1000円

ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

高橋亜美(たかはし・あみ) 自立援助ホームの職員として9年間の勤務を経て、児童養護施設や自立援助ホームを退所した人たちを対象とした無料の相談所、アフターケア相談所「ゆずりは」所長。子どもを虐待してしまっている母親の相談にのり、気持ちをコントロールする方法を教える「マイツリー・ペアレンツ・プログラム」も実施して、複数の児童虐待周辺の現場に立っている。著書に『はじまりのことば 目黒女児虐待死事件を考える』『はじめてはいたくつした』『嘘つき』(百年書房)、『施設で育った子どもたちの自立支援』(明石書店・共著)などがある。

小宮純一(こみや・じゅんいち) 埼玉新聞記者(主に子ども関係の事件を取材)を経て、2010年からフリーランスのジャーナリスト。著書に『SPEED(覚せい剤)-危うい少女たち』(ひとなる書房)、『子ども虐待-最大の人権侵害』(有斐閣)など。2010年から「週刊少年サンデー」(小学館)で、架空の児童相談所を舞台とした子どもの虐待がテーマの漫画「ちいさいひと-青葉児童相談所物語」(単行本全6巻)、2016年からは「週刊少年サンデーSUPER増刊」で連載中の「新・ちいさいひと-青葉児童相談所物語」(単行本は現在第6巻まで)の企画提案・取材・監修を担当している。

2019.11.07. | Posted in news