2020年03月19日

【5月以降に開催を延期します。日程が決まり次第、お知らせします】シャルル・ペイニョ『タイポグラフィの美しき時代』 TypeShop_g Pressヴィンケルハーケン叢書刊行記念トークイベント 「atypi」を作った男!

1975年フランスの印刷・紙業界誌『CARACTERE』に掲載されたシャルル・ペイニョ氏のインタビュー記事の完全和訳書籍『タイポグラフィの美しき時代』刊行を記念して、TypeShop_g Pressの小泉均さんと宇野智美さんによるトークを行います。

美しきベルエポックを駆け抜けた活字会社ドベルニ−&ペイニョは、1827年から1972年まで145年の歴史をもち、パリの文字文化の中心であり続けました。

活字狂であった小説家バルザックがはじめた活字鋳造所の流れである名門ド・ベルニ家と、先祖から譲り受けた活字鋳造所を家族で守ってきたペイニョ家。二大潮流ともいうべきファミリーが一つになり、珠玉の書体を数多く発表してきました。

それらはすべて色鮮やかな人間模様とその時代の光と影の結晶であると、最後の所長シャルル・ペイニョ氏によって語られたエピソードから伺い知ることができます。

ライバルである人気書体Helveticaの誕生の秘密が『ヘルベチカ・フォーエバー』掲載のファイルにあるなら、パリで最後に花開いた未来への文字Universは、この豊かなパリの土壌にあるといえるでしょう。

『タイポグラフィの美しき時代』は、前者の対になる本でもあるのです。

1983年、小泉25歳、当時タイポグラフィを全く知らない頃にパリ・ルードゥセーブルでお会いし、そのわずか一ヶ月後にこの世を去ったシャルル・ペイニョ氏。その時に氏から頂戴したのがこの雑誌でした。

今回のトークイベントでは、氏との思い出を語るとともに、氏が立ち上げに奔走した「atypi(国際タイポグラフィ協会)」の東京開催のお祝いを、ちょっと遅くなりましたが、この本の刊行をもってさせていただきます。

新しい出版社の門出ということで、二人の漫談ですが、どうぞお立ち寄りください。

日 時:2020年4月19日(日)開場18:30/開演19:00

会 場:Readin’Writin’ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)

参加費:1500円

ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

開催は延期となりましたが、書籍は予定通り入荷します。

TypeShop_g Press

小泉均(こいずみ・ひとし) 1958年東京生まれ。長岡造形大学元教授、現在は出版社TypeShop_g Pressの代表。研究社刊の著書、訳書に『タイポグラフィ・ハンドブック』、フルティガーの『図説 サインとシンボル』など。

宇野智美(うの・ともみ) 1983年福岡生まれ。グラフィック・デザイナー。TypeShop_g所属。活版印刷に取り組み、竹尾PAPER STOCK MEMBERS 05に活版作品で参加。

*『タイポグラフィの美しき時代』は、Readin’ Writin’BOOK STOREおよびTypeShop_gホームページにて4月20日発売予定です。只今、絶賛予約受付中!トークイベント当日には会場にて先行販売いたします。

2020.03.19. | Posted in news