【終了しました】『野垂れ死に――ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)刊行記念イベント 「私たちが雑誌・新聞づくりに明け暮れた日々」
元「週刊現代」「フライデー」編集長として名高い元木昌彦さんがたどったサラリーマンとしての有為転変と、自らの左遷を巡る人間模様、戦友として付き合った忘れ得ぬ名物記者たちとの思い出などを描いた『野垂れ死に――ある講談社・雑誌編集者の回想』。
ふと、元木さんと、Readin’Writin’ BOOKSTOREの店主・落合博さんにはいくつかの共通点があることに思い至りました。それぞれ大手出版社と大手新聞社で、雑誌編集者、新聞記者として縦横無尽にご活躍された後も、元木さんは文筆家として、落合さんは書店経営者として濃密なセカンドキャリアに邁進されています。
そして何よりも、お二人の大きな共通点は、「聞くこと」「書くこと」「読むこと」の達人であるということ。本に囲まれた空間で、活字メディアを巡るゆたかなトークを存分にお愉しみください。(現代書館・須藤岳)
日 時:2020年7月15日(水)1830開場/1900開演
場 所:Readin’Writin’ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)
参加費:1000円
ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。
元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年新潟県生まれ。早稲田大学商学部卒。1970年講談社入社。「FRIDAY」「週刊現代」編集長、オンラインマガジン「Web現代」創刊編集長などを経て2006年に退社。現在は出版プロデューサー。「週刊現代」編集長時代には週刊誌5位に低迷していた売上を、創刊以来最大発行部数にまで伸ばした。著書『週刊誌は死なず』(朝日新書)など多数。
落合 博(おちあい・ひろし) 1958年山梨県生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒。読売新聞大阪本社などを経て毎日新聞社に入社。主にプロ野球や高校野球、ラグビーなどを取材。運動部長、論説委員を経て、2017年に毎日新聞社を退社。同年、浅草にほど近い場所に本屋「Readin’Writin’ BOOKSTORE」を開業する。著書に『こんなことを書いてきた スポーツメディアの現場から』(創文企画)がある。