2020年08月09日

【終了しました】連続トークイベント聡子の部屋」いま会いたい人たち 第8回「これからのわたしたちがしなければならないこと 敗戦75年から考える戦争責任、戦争の記憶」

アジア・太平洋戦争の終結から75年目の夏がきました。

元兵士、戦争経験者、戦争犯罪の被害者やその遺族たちがだんだんと少なくなっていき、「戦争の記憶」が薄れてきています。
戦争の歴史、特に日本軍によるアジア諸国に対する加害の歴史は学校でも十分に教えられることもなく、政治家や有名人による歴史否定の発言なども頻発しています。

このような厳しい情勢のなか、これからの「戦争責任」を考えるために、わたしたちは何をしなければならないのでしょうか?

「聡子の部屋」第8回は、戦後歴史学において日本の戦争研究を牽引し多大な貢献をされてきた、歴史家の吉田裕さんをゲストにお呼びします。
日本軍兵士の戦場での実態から、安倍総理による最新の談話まで、豊富な史料を参照しながら、いまわたしたちはどこにいるのか、そしてわたしたちにこれから何ができるのかを考えていきます。

日 時:2020年8月21日(金)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円

ご参加をご希望の方はhttps://satokonoheya008.peatix.com/からお願いします。

吉田 裕(一橋大学名誉教授)
東京大空襲・戦災資料センター館長。同時代史学会代表。専攻は日本近代軍事史、日本近現代政治史。著書多数。特に『日本人の戦争観――戦後史のなかの変容』(岩波書店、1995年/岩波現代文庫、2005年)は戦後日本の社会の戦争に対するまなざしを鋭く記述している。2018年、著書『日本軍兵士-アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書)でアジア・太平洋賞特別賞、新書大賞2019を受賞。

【オンライン配信への参加方法】
配信は、YouTubeライブの限定公開にておこないます。
販売を締め切り次第(当日18:30ごろ)、お申し込み時にご入力いただいたメールアドレスへ限定公開用のURLをお送りいたします。そこから配信をご覧いただけます。
※申し込みされていない方とのURLの共有はご遠慮ください。また1つの画面を複数人で視聴する場合も、人数分のチケット購入をお願いいたします。URLが流出した場合、配信を停止することがあります。
※オンライン参加の場合は、質問などはできません。聞きたいことがございましたら、お申し込みの際にご入力ください。
※配信のトラブルで停止した場合は、 こちらでURLを再送いたしますので、しばらくお待ちください。お手元の映像が止まったけれども連絡が来ていない場合は、 ご自身の設定や回線をお確かめください。
※配信映像は、1週間程度限定でアーカイブ配信いたします。ネット環境等のためにオンライン配信を見られなかった方はこちらをご利用ください。

【会場での参加をご希望の方へ】
こちらの注意事項をよくお読みのうえお申し込みください。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定しております。お申し込みなく来店された方は、入店をお断りすることがございますので、ご注意ください。

会場:Readin’ Writin’ BOOK STORE
〒111-0042 東京都台東区寿2-4-7

【聡子の部屋とは?】
ジェンダー、外国人差別、排外主義、LGBT、原発、基地、オリンピックなど、いま日本社会はさまざまな問題を抱えています。
この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとればいいのでしょうか?
この連続イベントでは、幅広い交友関係を持つ社会学者の梁・永山聡子さんが、いま会いたい人たちをゲストに招き、現在の取り組みや今後について迫ります。

東京・田原町にある書店「Readin’Writin’ BOOKSTORE」で月1回開催します。途中の回だけの参加も大歓迎です。

2020.08.09. | Posted in news