【終了しました】『国道3号線』(共和国)刊行記念トークイベント「3号線をつっぱしれ!――地域で抵抗の記憶を掘り返すこと」
ゲスト:森 元斎(哲学、思想史)× 栗原 康(アナキズム研究)
司 会:下平尾 直(共和国)
九州を縦貫する国道3号線に焦点を当て、西南戦争から水俣闘争、筑豊炭鉱、サークル村、米騒動など、この地に生まれた抵抗運動を線で結び、すでにSNSなどで話題になっている森元斎さんの新著『国道3号線』刊行を記念してトークイベントを開催します。
会場にはアナキズム研究者にして同志である栗原康さんをゲストにお招きして、東京出身の森さん(リモート参加)が九州で暮らしてみての実感から、今回の『国道3号線』が生まれるまでの経緯、そして栗原さんとの交友やいまのニッポンの政治状況などなど……放言上等で自由に語っていただきます。
どんな展開になるかまったくわかりませんが、何はともあれこの「悪巧み」にふるってご参加ください!
日 時:2020年9月20日(日)18時30分開場/19時開演
会 場:Readin’ Writin’ BOOK STORE
参加費:1500円
ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin200920.peatix.com/viewよりお願いします。
森 元斎(もり・もとなお) 1983年東京都生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。長崎大学教員。専門は、哲学、思想史。著書に、『アナキズム入門』(ちくま新書)、『具体性の哲学』(以文社)、共訳書に、G・ハーマン『思弁的実在論入門』(人文書院)、H・フラスベック+C・ラパヴィツァス『ギリシャ デフォルト宣言』(河出書房新社)など。
栗原 康(くりはら・やすし) 1979年埼玉県に生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科・博士後期課程を満期退学。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。著書に、『奨学金なんかこわくない!』(新評論)、『死してなお踊れ 一遍上人伝』(河出文庫)、『執念深い貧乏性』(文藝春秋)、『アナキズム』(岩波新書)、『何ものにも縛られないための政治学』(角川書店)など多数。