2020年11月15日

ピュリツァー賞受賞写真「ハゲワシと少女」はどう撮られ、どう伝わったか  ――「新版 絵はがきにされた少年」出版記念イベント

 突っ伏した少女のすぐ後ろにハゲワシがーー。1994年に撮影された写真「ハゲワシと少女」は世界に衝撃を与え、スーダン向けの寄付が集まると同時に、「カメラマンはなぜ少女を救わなかったのか」という批判が寄せられた。さらなる衝撃は、写真を撮った南アフリカのカメラマン、ケビン・カーター氏が撮影4カ月後に自殺したことだ。写真はどう撮られたのか。「モラル論争」は妥当だったのか。「新版 絵はがきにされた少年」の1章で真相を明らかにした藤原章生さんと、アフリカ、中南米などで人間の姿に迫る写真家、渋谷敦志さんが語り合います。

日 時:2020年12月17日(木)開場18:30/開演19:00

会 場:Readin’ Writin’ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町徒歩2分)

参加費:1500円(会場、オンラインとも)

ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin201217.peatix.com/よりお願いします。

<書籍紹介>
『新版 絵はがきにされた少年』(柏艪舎) 藤原章生著 1,700円+税
アフリカの人々がジャーナリストに語ったほんとうの物語――11章
「ハゲワシと少女」の真相のほか、ルワンダ大虐殺を生き延びた老人の孤独、アフリカで挫折し、悪い種を残していったチェ・ゲバラ……。著者は新聞社の特派員としてアフリカにとまどいながらも、その地の賢者たちに魅せられていく。第三回開高健ノンフィクション賞受賞作

新版「絵はがきにされた少年」特設ページ:https://peraichi.com/landing_pages/view/infoehagaki

https://www.instagram.com/infoehagaki/

渋谷 敦志(しぶや あつし) 写真家。1975年大阪府交野市生まれ。立命館大、英国London College of Printing卒。高校生の時に一ノ瀬泰造の本に出合い、報道写真家を志す。大学在学中に1年間、ブラジルの法律事務所で働きながら本格的に写真を撮り始める。ホームレス問題を取材したルポで国境なき医師団主催1999年MSFフォトジャーナリスト賞を受賞。著書に「今日という日を摘み取れ Carpe Diem」(サウダージ・ブックス)、「まなざしが出会う場所へ——越境する写真家として生きる」(新泉社)、「回帰するブラジル」(瀬戸内人)など。JPS展金賞、視点賞などを受賞

藤原 章生(ふじわら あきお) ジャーナリスト。1961年福島県いわき市生まれ、東京育ち。北海道大工学部卒後、エンジニアを経て89年より毎日新聞記者として南アフリカ、メキシコ、イタリアに計14年半駐在。滞在国は72カ国で、うち64カ国について執筆。地誌、戦場、人物ルポルタージュ、世相、時代論を得意とする。 本書で2005年、開高健ノンフィクション賞受賞。主著に「ガルシア=マルケスに葬られた女」(2007年、集英社)、「ギリシャ危機の真実」(2010年、毎日新聞社)、「資本主義の『終わりの始まり』」(2012年、新潮選書)。「湯川博士、原爆投下を知っていたのですか」(新潮社、2015年)。「答のない話をやさしく面白く」がモットー。

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2020.11.15. | Posted in news