【終了しました】朗読&トークショー「耳から堪能するウェールズ文学の世界」
日本初のウェールズ小説集として注目を集めている短編集『暗い世界』。
そこに登場するのは、貧困にあえぐ炭鉱町の少年たち、競歩レースを戦い抜く男たち、病でやむなく炭鉱での仕事を断念した男、戦争という非日常を語る女、ネイルサロンを経営する排外主義的な女――。ウェールズに根ざした、でも私たちにとても近い5編の物語。
日本とは縁遠い地域の文学作品でありながら、胸に迫ってくる描写が高く評価されています。
今回は、このウェールズ文学の世界を「耳から」楽しもうということで、朗読家のなみさん、編者の河野真太郎さんをお招きし、朗読&トークショーを開催します。
まだ『暗い世界』を読んでいない方はもちろん、すでに読んでしまった方も、ウェールズ文学の新しい魅力を発見する素敵な夜にしましょう。
日 時:2021年2月21日(日)開場18:30/開演19:00/終演21:00予定
会 場:Readin’Writin’BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町徒歩2分)
参加費:500円
オンライン配信:あり(Zoom)
会場参加は人数を制限して実施いたします。
ご参加をご希望の方は朗読&トークショー「耳から堪能するウェールズ文学の世界」 | Peatixよりお願いします。
プログラム:
前半 『暗い世界』短編の朗読
後半 なみ × 河野真太郎 トークショー
なみ
朗読家・ステンドグラス作家
言葉で何が伝わるのか、声で何を感じられるのか。
私のこれまでの人生において、「言葉と声」によって、状況を左右したりされたり。そして気付きや反省もあったり、学んだり、嬉しかったり。そんな様々な経験によって、私の感性を豊かにしてくれました。
私の「言葉と声」から、何かしらの共感だったり気付きがあったら嬉しいです。また、そのような活動をしたいと心に重きを置いております。
ホームページ:http://nami-goen.com/
河野真太郎
専修大学教授。1974年山口県生まれ。関心領域はイギリスの文化と社会。
著書に『戦う姫、働く少女』(堀之内出版、2017年)、『〈田舎と都会〉の系譜学』(ミネルヴァ書房、2013年)、共著に『文化と社会を読む 批評キーワード辞典』(研究社、2013年)訳書にピーター・バーク『文化のハイブリディティ』(法政大学出版局、2012年)、共訳書にレイモンド・ウィリアムズ『共通文化に向けて―文化研究1』(みすず書房、2013年)など。
【配信について】
オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日18:30をすぎましたら、PeatixのDMおよび、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。
(参加人数が多い場合は、YouTube配信に切り替える場合がございます)
【主 催】鈴木陽介(演出家) お問い合わせはPeatixの主催者DMでお願いします。隠す