2021年07月02日

『学びの本質を解きほぐす』(新泉社)刊行記念トークイベント 第2弾

学力っていったい何? なぜ障害児には特別な教育が必要なのか?

「学校」という呪いから脱出する方法を一緒に考えてみませんか?

新泉社から4月に出版された『学びの本質を解きほぐす』(池田賢市著)の刊行を記念して、著者の池田賢市さん(中央大学文学部教授)に「学校」が抱える問題についてお話しいただくトークイベント第2弾は、「学力」と「障害」をテーマにします。

聞き手は、「放課後等デイサービスみかん」で日々障害児と向き合っているNPO法人子どもの夢と思い出作り舎の小田香(おだかおり)さんにお願いしました。

今回も「学校」制度の問題点について、大いに語り合いましょう。

日 時:2021年8月21日(土)開場18:30/開演19:00

会 場:Readin’Writin‘BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町徒歩2分)

参加費:1500円(会場参加、オンライン参加とも)

ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin210821.peatix.com/viewよりお願いします。

著者からのコメント

学校教育の目標として、「学力」向上は当たり前のこととして語られています。けれど、そもそも「学力」って何でしょう。

小・中学校では「基礎学力」という言い方もされています。そして、「基礎学力を身につけないと社会に出てから困るぞ」と先生たちはよく言います。

けれど、本当にそうなのでしょうか。

「学力」の形成は「自立」のために必要だと言われることもあります。

だからしっかりと学ぶために、「障害児」は別の場所で特別な教育が必要だとされます。

でも、「自立」しているって、どういう状態を指すのでしょう。

本書は、「不登校」「学力」「障害」「道徳」「校則」の5つを入り口にして、人が人として生きていくための権利として「学び」を考えようとした本です。

今回のトークイベントでは、次の2つの問いから、現在の教育政策の中核ともいえる「学力」問題と「障害」のとらえ方を考えてみたいと思っています。この答えのなかに「学び」の本質が隠されているはずです。ぜひ、一緒に考えてみましょう!

・なぜ、「学力」の向上が大切だと考えられているのか。

・なぜ、「障害」児には、「特別な」教育制度が必要なのか。

池田賢市 (いけだ けんいち) 1962年東京都足立区生まれ。筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得中退後、盛岡大学および中央学院大学での講師・助教授を経て、現在、中央大学(文学部教育学専攻)教授。博士(教育学)。大学では、教育制度学、教育行政学などを担当。専門は、フランスにおける移民の子どもへの教育政策および障害児教育制度改革の検討。1993~94年、フランスの国立教育研究所(INRP、在パリ)に籍を置き、学校訪問などをしながら移民の子どもへの教育保障のあり方について調査・研究。共生や人権をキータームとして研究を進めている。著書に、『フランスの移民と学校教育』(明石書店)、『教育格差』(共編著、現代書館)、『法教育は何をめざすのか』(編著、アドバイテージサーバー)、『「特別の教科 道徳」ってなんだ?』(共著、現代書館)など。

小田 香(おだ・かおり) 4人の子どもを育てるなか、練馬区立小学校にてPTA会長、学校評議員、練馬区青少年問題協議会委員、練馬区地域福祉まちづくり総合計画推進委員等歴任。学童クラブ非常勤、地域活動を通して、障害のある子どもたちの放課後に行政の手が届いていない事を痛感。2012年、それまでのボランティア活動を法人化、東京都認可を取得し、児童福祉法に基づく新たな事業「放課後等デイサービスみかん」を仲間と共に開業。小1~高3までの障害児と日々向き合っている。趣味は、畑、山歩き、ウクレレ、料理すること食べること。ねりま子育てネットワーク等でも活動中。

2021.07.02. | Posted in news