2023年01月13日

【終了しました】【高井ゆと里×飯野由里子】『トランスジェンダー問題』『ホワイト・フェミニズムを解体する』を日本で読むということ/明石書店人権フェア記念イベント

明石書店人権フェアの開催を記念し、『トランスジェンダー問題』訳者の高井ゆと里さん、『ホワイト・フェミニズムを解体する』監訳者の飯野由里子さんによるトークイベントを開催いたします。


トランスジェンダーたちが直面する事実に基づいて社会変革に向けた議論を展開し、「紀伊國屋じんぶん大賞2023」第4位に選出されるなど、話題沸騰中の『トランスジェンダー問題』。

中流以上の白人女性を主たる対象としたホワイト・フェミニズムに抗い、既存の社会構造に連帯して立ち向かうことを提唱してきた有色人種やトランスジェンダーなどのインターセクショナル・フェミニストたちの歴史を活写した『ホワイト・フェミニズムを解体する』。
それぞれ英国と米国の著者によって書かれた書籍の日本語訳である二冊は、いずれもトランスジェンダーとフェミニズムというテーマに一章を割いており、現在の日本の状況を考えるにあたっても有用な共通の問題意識を持っているといえます。

今回のイベントでは、この二冊を日本で読むことの意味、メインストリーム・フェミニズムをめぐる問題点、フェミニズムやトランスジェンダーと様々なマイノリティとの連帯の可能性等々のトピックについて、お二人のお話をうかがいます。


書籍を未読の方にもお楽しみいただけるトークイベントです。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

 

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 概 要

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日 時:2023年2月5日(日)開場18:30/開演19:00
    当日、開演直前にzoomのURLをメールまたはPeatix DMにてお送りいたします。
    1週間のアーカイブ配信あり。開催日の翌日以降、準備でき次第メールにてアーカイブ視聴URLをお送りします。

会 場:Readin’ Writin’ BOOK STORE(東京メトロ銀座線「田原町」徒歩2分)

参加費:1500円(会場、オンラインとも)

ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin230205.peatix.com/viewよりお願いします。

※会場で開催し、オンラインでの同時配信を予定しています。ただし、状況により登壇者の移動に困難が生じた場合などは、延期、オンラインのみでの開催となる可能性もございます。あらかじめご了承ください。

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 登壇者プロフィール

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高井ゆと里(たかい・ゆとり)

群馬大学情報学部准教授。専門は倫理学、主専攻はハイデガー哲学と研究倫理。これまで書いてきたものに「時計の針を抜く:トランスジェンダーが閉じ込めた時間」(『シモーヌ』Vol.5)、「舌は真ん中から裂ける」(『文藝』2022秋季号)、『ハイデガー:世界内存在を生きる』(講談社)など。


飯野由里子(いいの・ゆりこ)

東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター特任准教授。一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員。専門はフェミニズム・ディスアビリティ研究。主な著書に『レズビアンである〈わたしたち〉のストーリー』(生活書院、2008年)、『合理的配慮:対話を開く 対話が拓く』(有斐閣、2016年;共著)、『「社会」を扱う新たなモード:「障害の社会モデル」の使い方』(生活書院、2022年;共著)、『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』(有斐閣、2022年;共著)などがある。


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 配信について

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オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前にPeatixのDMおよび、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。

なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。

2023.01.13. | Posted in news