2023年05月03日

【終了しました】アメリカの声を聴く(『アメリカン・クライシス──危機の時代の物語のかたち』刊行記念トークイベント)

ハーン小路恭子さん初の単著書『アメリカン・クライシス──危機の時代の物語のかたち』(松柏社)の刊行を記念し、昨年『それで君の声はどこにあるんだ?──黒人神学から学んだこと』(岩波書店)を出した榎本空さんをお招きしてトークイベントを開催いたします。

人種、性別、障害の有無による差別を生む分断のシステムに抗うさまざまな物語はどのような〈かたち〉をしているのでしょう。この時に言う「物語」は「声」と言い換えてよいものかもしれません。黒人共同体の声、自然災害による被災者の声、動物の声、亡霊の声、死者の声、聞き取ってもらえない女性の叫び声。さらに、別の場所に出かけて行って他者の声を聴くことや、若い書き手が自分のヴォイスを見つけるプロセスにもかかわる「声」をめぐって、神学、文化人類学、文学、音楽……ジャンルの垣根を超えて語っていただきます。

※榎本空さんは沖縄からオンライン出演されます。





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 概 要

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日 時:2023年6月3日(土)18:30開場/19:00開演
    当日、開演直前にzoomのURLをメールまたはPeatix DMにてお送りいたします。
    1週間のアーカイブ配信あり。開催日の翌日以降、準備でき次第メールにてアーカイブ視聴URLをお送りします。

会 場:Readin’ Writin’ BOOK STORE(東京メトロ銀座線「田原町」徒歩2分)

参加費:1000円(会場、オンラインとも)

ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin230603.peatix.com/viewよりお願いします。

※会場で開催し、オンラインでの同時配信を予定しています。ただし、状況により登壇者の移動に困難が生じた場合などは、延期、オンラインのみでの開催となる可能性もございます。あらかじめご了承ください。

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 登壇者プロフィール

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ハーン小路恭子


1975年、石川県生まれ。専修大学国際コミュニケーション学部教授。専門分野は20世紀以降のアメリカ文学・文化で、小説やポップカルチャーにおける危機意識と情動のはたらきに関心を持つ。
訳書にレベッカ・ソルニット『説教したがる男たち』『わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い』(以上、左右社)、レベッカ・ソルニット『オーウェルの薔薇』(共訳、岩波書店)。

榎本空

1988年、滋賀県生まれ。沖縄県伊江島で育つ。同志社大学神学部修士課程修了。台湾・長栄大学留学中、C・S・ソンに師事。米・ユニオン神学校S. T. M修了。現在、ノースカロライナ大学チャペルヒル校人類学専攻博士課程に在籍し、伊江島の土地闘争とその記憶について研究している。
著書に『それで君の声はどこにあるんだ?──黒人神学から学んだこと』(岩波書店)、訳書にジェイムズ・H・コーン『誰にも言わないと言ったけれど──黒人神学と私』(新教出版社)。寄稿に「“痛みにあふれた愛”のムーブメント──黒人解放の神学とBLM運動」(「こまくさweb」2020年11月4日付)、「ガラクタの山を証すること」(『世界』2021年2月号)、「この島にトトロはいない」(『新潮』2023年5月号)など。



__________________________________ 配信について

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オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前にPeatixのDMおよび、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。

なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。

2023.05.03. | Posted in news