2024年12月04日
聡子の部屋 第77回(2/5)「植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる」&「帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト」刊行記念トーク ゲスト:宋連玉さん
「公娼制」、「慰安婦」制度について多くの議論があり、それぞれの認識が交わることなく議論されています。それがどこまで歴史的な検証に耐えうるのか、史料を参照しながら考察します。
『植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる』(有志舎、2023)をテキストとして、帝国と植民地における「公娼制」の異同、植民地「公娼制」の言説、「慰安婦」制度への連続性などを含め、帝国が植民地支配する上での「性」の位相を見ていくなかで、現代に繋がる問題とは何かをともに考えたいです。10月に植民地主義とフェミニズムの関連について考えさせる『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト』(共訳書)も合わせて話します。
日 時:2025年2月5日(水)18:30開場/19:00開演
会 場:Readin’Writin’BOOKSTORE
参加費:2000円
ご参加をご希望の方はhttps://satokonoheya77.peatix.com/viewよりお願いします。
<ゲスト>宋連玉さん
プロフィール:文化センター・アリラン所属、性政治を中心に、朝鮮近現代ジェンダー史を研究しています。10月に植民地主義とフェミニズムの関連について考えさせる『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト』共訳で刊行しました。
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「聡子の部屋」とは?
ジェンダー、外国人差別、排外主義、セクシャル・マイノリティ、原発、基地、オリンピックなど、いま日本社会はさまざまな問題を抱えています。
この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとればいいのでしょうか?
この連続イベントでは、幅広い交友関係を持つ社会学者の梁・永山聡子さんが、いま会いたい人たちをゲストに招き、現在の取り組みや今後について迫ります。
東京・田原町にある書店「Readin’Writin’ BOOKSTORE」で月1回開催します。途中の回だけの参加も大歓迎です。
2024.12.04. | Posted in news |