2025年04月18日

聡子の部屋 第86回(6/29)「少子化なのになぜ教員不足になったのか?──ケア労働のゆくえを日米比較から考える」ゲスト:佐久間亜紀さん

<概要>

教員不足が社会問題になっています。しかし、ちょっと立ち止まって考えてみて下さい。日本では、この数十年間ずっと少子化が進んでおり、教員需要も激減しているはずなのに、一体なぜ、これほど教員が足りなくなってしまったのでしょうか?今回は、私たちの独自調査のデータを基に、教員不足がなぜ起きたのか、そのメカニズムについてお話します。そして、このまま教員不足が放置されたら、日本社会はいったいどうなってしまうのか、子どもをケアする人々に未来はあるのかを、日米比較から考えます。

日 時:2025年6月29日(日)18:30開場/19:00開演

会 場:Readin’Writin’BOOKSTORE

参加費:2000円、1500円

ご参加をご希望の方はhttps://satokonoheya86.peatix.com/viewよりお願いします。

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<ゲスト>佐久間亜紀(さくま・あき)さん
(慶應義塾大学教職課程センター教授)

1968年生。早稲田大学卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。スタンフォード大学客員研究員などを経て現職。専門は、教育学、教職論。教師の力量形成の方法や歴史を研究すると共に、各地の学校現場で授業づくりに取り組んでいる。主著に『アメリカ教師教育史』(2017年、第13回平塚らいてう賞受賞)、『現代の教師論』(2019年)、『教育論の新常識』(2021年)『公教育を問い直す』(2023年)。『教員不足-誰が子どもを支えるのか』(2024年)。

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「聡子の部屋」とは?
ジェンダー、外国人差別、排外主義、セクシャル・マイノリティ、原発、基地、オリンピックなど、いま日本社会はさまざまな問題を抱えています。
この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとればいいのでしょうか?
この連続イベントでは、幅広い交友関係を持つ社会学者の梁・永山聡子さんが、いま会いたい人たちをゲストに招き、現在の取り組みや今後について迫ります。

東京・田原町にある書店「Readin’Writin’ BOOKSTORE」で月1回開催します。途中の回だけの参加も大歓迎です。

公式HP https://www.satokonoheya.com
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オンライン配信への参加方法
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*販売を締め切り次第(当日18:30ごろ)、お申し込み時にご入力いただいたメールアドレスへオンライン配信用のURLをお送りいたします。そこから配信をご覧いただけます。当日18時30分以降にお申し込みの方は翌日の19時以降にあとから配信URLを送付します。
※申し込みされていない方とのURLの共有はご遠慮ください。また1つの画面を複数人で視聴する場合も、人数分のチケット購入をお願いいたします。URLが流出した場合、配信を停止することがあります。
※配信のトラブルで停止した場合は、 こちらでURLを再送いたしますので、しばらくお待ちください。お手元の映像が止まったけれども連絡が来ていない場合は、 ご自身の設定や回線をお確かめください。
※配信映像は、次回の回まで限定でアーカイブ配信いたします。ネット環境等のためにオンライン配信を見られなかった方はこちらをご利用ください。

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会場での参加をご希望の方へ
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新型コロナウイルス感染防止の観点から、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定しております。
お申し込みなく来店された方は、入店をお断りすることがございますので、ご注意ください。

会場:Readin’ Writin’ BOOK STORE
〒111-0042 東京都台東区寿2-4-7

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「聡子の部屋」アーカイブ動画 販売中!
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<アーカイブ購入サイト>こちらでも販売中!

販売終了したものについてはメールでお問い合わせください:satoko.nagayama.room@gmail.com

・旧アーカイブサイト(まだ販売しているものもあります):https://satokonoheya-archive.peatix.com

・今後のアーカイブはこちら:https://satokonoheya.stores.jp

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・佐々木静代「韓国文学が日本で読まれている理由、 そして大人のためのおすすめ本」ゲスト:CHEKCCORI
https://satokonoheya-archive059.peatix.com
・許美善(ほ・みそん)「悲しみの他者化 ―セウォル号沈没事故から10年、韓国社会を語る」
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・遠藤正敬さん 「日本人」をつくってきた戸籍─その歴史と未来を問う
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・柳姃希さん「韓国セクシュアル・マイノリティ運動から考えるコミュニティの未来」
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・【栁澤靖明さん+福嶋尚子さん】「隠れ教育費」と「教師の自腹」を暴く(第74回/2024年12月18日)https://satokonoheya.stores.jp/items/676f90877c86911abd71d65e

<2025>

・【栗原俊雄さん】「永遠の戦後」のために──一年中常夏ジャーナリズム(第75回/2025年1月10日)https://satokonoheya.stores.jp/items/67838b8f5348c507296937df
・【金城美幸さん】イスラエルによるガザ・ジェノサイドとは──日本社会の暴力とつなげて考える(第76回/2025年1月30日)https://satokonoheya.stores.jp/items/679c932b3097d7013b1f1c30
・【宋連玉さん】植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる──『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト』共訳刊行記念トーク(第77回/2025年2月5日)
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・【宮前千雅子さん】いないことにはさせない──部落女性のフェミニズムをたどる(第78回/2025年2月21日)https://satokonoheya.stores.jp/items/67bc03feec918a0d43b829f9
・【日野行介さん】原発事故を忘れないために──『双葉町 不屈の将 井戸川克隆』刊行記念トーク(第79回/2025年3月5日)
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・【山秋真さん】能登半島地震と豪雨と原発と──人口減少社会の災害を考える(第80回/2025年3月20日)https://satokonoheya.stores.jp/items/67dca24377cfb7f3af5a7d01
・【小野寺拓也さん】ポストトゥルース社会と「感情」──戦後80年と歴史学の役割(第81回/2025年4月5日)https://satokonoheya.stores.jp/items/67f5de1cad5ace34390953ef
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2025.04.18. | Posted in news