2025年06月20日

聡子の部屋 第88回(7/12)「遺骨収集から見る沖縄戦、そして”台湾有事”」ゲスト:具志堅隆松(ぐしけん・たかまつ)さん

沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集し続けてきた具志堅隆松。これまでに、およそ400柱を探し出した。彼は自らを“ガマフヤー”と呼ぶ。ガマは沖縄の自然壕、フヤーとは掘る人という意味だ。砕けて散乱した小さな骨、茶碗のひとかけら、手榴弾の破片、火炎放射の跡…。拾い集めた断片から、兵隊か民間人か、どのような最期をとげたか推察し、想いを馳せ、弔う。掘ってみるまで、そこに本当に骨が埋まっているかどうかはわからない——それでも掘りつづける行為を具志堅は、観念的な慰霊ではなく「行動的慰霊」だと言う。 

 沖縄本島には激戦地だった南部を中心に、今も3000柱近くの遺骨が眠っているとされる。沖縄の人びとや旧日本軍兵士のものだけではない。米軍兵士、朝鮮半島や台湾出身者たちの骨を含んだ島の土砂が辺野古新基地のための埋め立て工事に使われようとしている。

日 時:2025年7月12日(土)18:30開場/19:00開演

会 場:Readin’Writin’BOOKSTORE

参加費:2000円、1500円

ご参加をご希望の方はhttps://satokonoheya88.peatix.com/viewよりお願いします。

<ゲスト>具志堅隆松(ぐしけん・たかまつ)さん 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表

 1954年、沖縄県那覇市生まれ。82年、ボーイスカウトの成人リーダーとして糸満市と具志頭村(現・八重瀬町)の境の原野での遺骨収集に携わって以来、活動を続ける。年に1度行われる本土の遺骨収集団の行事に参加していたが、出土する遺骨が年々劣化していることに気づき、個人での収集を始める。2008年、真嘉比地区で、はじめての市民参加型の遺骨収集を那覇市との共催で行う。これまで探し出した遺骨はおよそ400柱。遺骨を戦没者遺族のもとへ帰すためDNA型鑑定にかけることを厚生労働省に要請し、2011年にこれが認められ、沖縄戦戦没者の身元特定の道をひらいた。2011年度、吉川英治文化賞受賞。「県民の手による不発弾の最終処分を考える会」代表、「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表も務める。

https://youtube.com/watch?v=8S_ls1x1rxc%3Fenablejsapi%3D1%26origin%3Dhttps%253A%252F%252Fsatokonoheya88.peatix.com%26widgetid%3D1%26forigin%3Dhttps%253A%252F%252Fsatokonoheya88.peatix.com%252Fview%26aoriginsup%3D1%26gporigin%3Dhttps%253A%252F%252Fpeatix.com%252F%26vf%3D1

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「聡子の部屋」とは?
ジェンダー、外国人差別、排外主義、セクシャル・マイノリティ、原発、基地、オリンピックなど、いま日本社会はさまざまな問題を抱えています。
この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとればいいのでしょうか?
この連続イベントでは、幅広い交友関係を持つ社会学者の梁・永山聡子さんが、いま会いたい人たちをゲストに招き、現在の取り組みや今後について迫ります。

東京・田原町にある書店「Readin’Writin’ BOOKSTORE」で月1回開催します。途中の回だけの参加も大歓迎です。

公式HP https://www.satokonoheya.com
Twitter     https://twitter.com/Satoko_no_heya
Fecebook https://www.facebook.com/satokonoheyaroom
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オンライン配信への参加方法
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*販売を締め切り次第(当日18:30ごろ)、お申し込み時にご入力いただいたメールアドレスへオンライン配信用のURLをお送りいたします。そこから配信をご覧いただけます。当日18時30分以降にお申し込みの方は翌日の19時以降にあとから配信URLを送付します。
※申し込みされていない方とのURLの共有はご遠慮ください。また1つの画面を複数人で視聴する場合も、人数分のチケット購入をお願いいたします。URLが流出した場合、配信を停止することがあります。
※配信のトラブルで停止した場合は、 こちらでURLを再送いたしますので、しばらくお待ちください。お手元の映像が止まったけれども連絡が来ていない場合は、 ご自身の設定や回線をお確かめください。
※配信映像は、次回の回まで限定でアーカイブ配信いたします。ネット環境等のためにオンライン配信を見られなかった方はこちらをご利用ください。

<ゲスト>具志堅隆松(ぐしけん・たかまつ)さん 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表

 1954年、沖縄県那覇市生まれ。82年、ボーイスカウトの成人リーダーとして糸満市と具志頭村(現・八重瀬町)の境の原野での遺骨収集に携わって以来、活動を続ける。年に1度行われる本土の遺骨収集団の行事に参加していたが、出土する遺骨が年々劣化していることに気づき、個人での収集を始める。2008年、真嘉比地区で、はじめての市民参加型の遺骨収集を那覇市との共催で行う。これまで探し出した遺骨はおよそ400柱。遺骨を戦没者遺族のもとへ帰すためDNA型鑑定にかけることを厚生労働省に要請し、2011年にこれが認められ、沖縄戦戦没者の身元特定の道をひらいた。2011年度、吉川英治文化賞受賞。「県民の手による不発弾の最終処分を考える会」代表、「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表も務める。

https://youtube.com/watch?v=8S_ls1x1rxc%3Fenablejsapi%3D1%26origin%3Dhttps%253A%252F%252Fsatokonoheya88.peatix.com%26widgetid%3D1%26forigin%3Dhttps%253A%252F%252Fsatokonoheya88.peatix.com%252Fview%26aoriginsup%3D1%26gporigin%3Dhttps%253A%252F%252Fpeatix.com%252F%26vf%3D1

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ジェンダー、外国人差別、排外主義、セクシャル・マイノリティ、原発、基地、オリンピックなど、いま日本社会はさまざまな問題を抱えています。
この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとればいいのでしょうか?
この連続イベントでは、幅広い交友関係を持つ社会学者の梁・永山聡子さんが、いま会いたい人たちをゲストに招き、現在の取り組みや今後について迫ります。

東京・田原町にある書店「Readin’Writin’ BOOKSTORE」で月1回開催します。途中の回だけの参加も大歓迎です。

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2025.06.20. | Posted in news