2026年03月19日

聡子の部屋 第108回(5/27)「旅する帝国―満洲観光から見える日本の近代 」高媛(こう えん)さん

近代日本にとって「満洲」は、政治や軍事の舞台であると同時に、多くの日本人が実際に足を運んだ「観光地」でもありました。本講演では、日本人の満洲観光の歩みをたどりながら、観光という営みがいかに国家と結びついていたのかを考えます。修学旅行や一般募集の団体旅行、観光バスツアーなどを手がかりに、楽しみや好奇心の背後にあった時代の空気や価値観を読み解きます。観光は娯楽であると同時に、近代日本を映し出す鏡でもありました。一世紀前の旅人たちの足跡から、帝国日本の姿をあらためて見つめ直します。

日時:2026年5月27日(水)19:00〜21:00 会場・オンライン
※終了後、あとから配信(アーカイブ)あり


会場
Readin’ Writin’ BOOK STORE
〒111-0042
東京都台東区寿2-4-7

ご参加をご希望の方は聡子の部屋 第108回(5/27)19時から「旅する帝国―満洲観光から見える日本の近代 」高媛(こうえん)さん | Peatixよりお願いします。

<ゲスト>高媛(こうえん)さん 歴史社会学・観光社会学

1972年、中国北京市生まれ。1994年、吉林大学日本語学部卒業。1995年に来日。2003年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。2005年、博士号取得(社会情報学、東京大学)。現在、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授。

専門は、歴史社会学、観光社会学。主な業績として、『帝国と観光――「満洲」ツーリズムの近代』(岩波書店、2025年) 、 「「満洲」というファンタジーの創出と空転――宝塚少女歌劇『満洲より北支へ』(一九三八年)」山口みどり、中野嘉子編『憧れの感情史――アジアの近代と〈新しい女性〉』(作品社,2023年) 、「満洲の熊岳城温泉と軽便鉄道」旅の文化研究所編『「小さな鉄道」の記憶――軽便鉄道・森林鉄道・ケーブルカーと人びと』(七月社、2020年)などがある。

<本書 『帝国と観光――「満洲」ツーリズムの近代』(岩波書店、2025年) の紹介> 
観光という近代的営為を通じて、満洲における「帝国の物語」はどのように紡がれ、満洲国崩壊後の「失われた帝国への郷愁」はどのように醸成されたのか。観光が生み出した欲望と記憶の背後に潜む政治的意図を解明し、個人と国家、そしてその間に立つ満鉄や在満県人会などさまざまな主体の思惑が絡み合う複雑な構造を明らかにする。
 

◇こんな方におすすめ◇

・日本の植民地・帝国史を、日常生活や文化の視点から学びたい方
・「観光」と国家・政治の関係に関心がある方
・満洲や近代東アジアの歴史をあらためて考えたい方
・歴史社会学・観光社会学のアプローチに興味のある方
・旅行やツーリズムが社会や価値観に与える影響を考えたい方
・修学旅行や団体旅行など、大衆文化としての近代日本を知りたい方
・帝国日本の記憶や「郷愁」がどのように作られてきたのか知りたい方
・歴史・社会・文化を横断して考える講座に関心のある方

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「聡子の部屋」とは?
ジェンダー、フェミニズム、外国人差別、排外主義、セクシュアル・マイノリティ、原発、基地、オリンピック——いまの日本社会は、数多くの課題を抱えています。

この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとることができるのでしょうか。

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2026.03.19. | Posted in news