2026年05月21日

聡子の部屋 第109回(6/11)19時から「砂川闘争という運動の歴史をどのように記述し、継承するのか」高原太一(たかはらたいち)さん

戦後10年の1955年、東京の郊外・北多摩郡砂川町で、米軍立川基地の拡張に対する反対運動が起こりました。
いわゆる「砂川闘争」です。

翌1956年には警官隊との激しい衝突に発展し、1000名以上の負傷者を出すなど、戦後社会運動史の中でも最大規模の闘争の一つとされています。

では、この出来事はどのように語られ、記録され、そして現在に受け継がれているのでしょうか。

この問いに応えようとしたのが、2025年10月に刊行された
『砂川闘争とは何か――連帯の民衆史』(法政大学出版局)です。

本講演では、

・同書に至るまでの研究プロセス
・運動をめぐる多様な記憶のあり方
・「中学生の作文」など具体的資料の読み解き

を通じて、「歴史を書く/継承するとは何か」という根本的な問いに迫ります。

出来事そのものだけでなく、
それをどう記憶し、誰が語り、どう残していくのか——

歴史と社会運動を考えるうえで重要な視点を、参加者のみなさんとともに考えます。

■こんな方におすすめ


・戦後日本の社会運動史に関心のある方
・砂川闘争について知りたい方
・歴史がどのように「語られ」「記録され」「継承されるのか」に関心のある方
・フィールドワークや証言、作文などから歴史を読み解く方法に興味のある方
・国家や権力と民衆の関係を考えたい方
・基地問題・戦後史・東アジアの政治に関心のある方
・社会運動や市民活動に関わっている/これから関わりたい方
・「記憶の風化」や歴史修正主義の問題に関心のある方
・学生・研究者・教育関係者の方
・歴史を「自分ごと」として考えたいすべての方

日 時:2026年6月11日(木)18:30開場/19:00開演

会 場:Readin’Writin’BOOKSTORE

参加費:2000円、1500円

ご参加をご希望の方は聡子の部屋 第109回(6/11)19時から「砂川闘争という運動の歴史をどのように記述し、継承するのか」高原太一(たかはらたいち)さん | Peatixよりお願いします。

■プロフィール
1989年神奈川県生まれ。
2022年、「米軍立川基地拡張反対運動の再検討――『流血の砂川』から多面体の歴史像へ」で博士号(学術)取得(東京外国語大学)。2025年10月、初の単著『砂川闘争とは何か――連帯の民衆史』(法政大学出版局)を刊行。現在、成城大学グローカル研究センター・ポストドクター研究員/大学非常勤講師。

2026.05.21. | Posted in news