マーク・ロビンソン写真個展「ロック&シュライン」
マーク・ロビンソン写真個展「ロック&シュライン」を12月4日(火)から16日(日)まで開催します。
ロック&シュライン/2つの静けさ
東京在住のジャーナリストで、近年は写真でも様々な対象を記録しているマーク・ロビンソンの最新の作品は、雨にけむる「神魂(かもす)神社」(国宝/島根県松江市)とノー・ウェーブ・ロックの二人ユニット「Friction」 の渋谷でのライブを白黒写真で捉え、並置したものです。
一見、調和しそうにない二つの被写体ですが、言葉によらないコミュニケーションと騒(ざわ)めきの只中の静謐さを通して、精神的なエネルギーを交流させる点は共通しています。
会場では上記写真作品16点の展示と共に、ニューヨークを拠点とする著名な電子音楽家・森郁恵が今回の個展のために作曲したアンビエント音響が流れます。
作者本人とアルフレッド・バーンバウムによるテキストも収録した和紙、和綴じの小作品集も展覧会に合わせて発売いたします。
Rock and Shrine: Two Kinds of Quiet
Photos by Mark Robinson on show Dec 4–16, 2018
Readin’ Writin’ Bookstore Tawaramachi (Ginza Line)
Tokyo writer/street photographer Mark Robinson’s new black-and-white series juxtaposes the rainswept national treasure Kamosu Shrine in Matsue with the two-man “No-Wave” band Friction performing in Shibuya. Two themes, outwardly incongruous, share a spiritual energy through wordless communication, stillness amidst noise.
The exhibition features 16 images and an ambient soundtrack specially composed by celebrated New York-based electronic musician Ikue Mori. A small hand-bound book of the images printed on washi paper together with texts by Robinson and Alfred Birnbaum will also be on sale.