「記憶を探す、街を彷徨う」
『ドライブイン探訪』刊行記念トークイベントを開催します。
ライターの橋本倫史さんがひとりで企画・編集・取材を担当した『月刊ドライブイン』が書籍化され、筑摩書房より『ドライブイン探訪』として刊行されることになりました。
橋本さんが初めてドライブインに関心を抱いたのは、あるバンドを追いかけ、原付バイクで旅をしていたときのこと。
原付で旅に出るということは、高速道路ではなく一般道をのんびり移動することになります。
そこで日本全国の街並みを眺めているなかで、一軒のドライブインが目に留まり、『月刊ドライブイン』を作るに至ったと言います。
あちこちの街を彷徨って、一軒一軒の店の中に、お店を営む方々の中に蓄積されてきた記憶を取材されてきました。
トークのお相手は、ZAZEN BOYSの向井秀徳さん。
橋本さんが追いかけていたバンドというのが、外でもないZAZEN BOYSでした。
都市に対する目線や、記憶をめぐる感覚というものは、向井さんの歌を繰り返し聴くなかで培われたものがあると橋本さんは語ります。
そんな橋本さんと向井さんのトークイベント、ぜひご参加くださいませ。
日 時:2月13日(水)開場1900/開演1930
会 場:Readin’Writin’ BOOKSTORE
参加費:2000円
ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、info@readinwritin.netまでお願いします。
橋本倫史(はしもと・ともふみ)1982年生まれ、広島県出身。ライター。2017年4月、日本全国のドライブインを巡るリトルマガジン「月刊ドライブイン」を創刊。2019年1月末、初の著書となる『ドライブイン探訪』が筑摩書房より刊行される。
向井秀徳(むかい・しゅうとく)1973年生まれ、佐賀県出身。1995年、NUMBER GIRLを結成。1999年、『透明少女』でメジャー・デビュー。2002年、NUMBER GIRL解散後にZAZEN BOYSを結成。自身の持つスタジオ「MATSURI STUDIO」を拠点に、国内外で精力的にライブを行い、現在まで5枚のアルバムをリリースしている。著書に『厚岸のおかず』(イーストプレス)、『三栖一明』(ギャンビット)がある。