【終了しました】連続トークイベント「聡子の部屋」いま会いたい人たち 第4回「インターセクショナリティに開かれた場のために――ゆる・ふぇみカフェとふぇみ・ゼミの実践から」
ゲスト:ふぇみ・ゼミ(熱田敬子+河庚希)
女性へのバッシングに対するモグラ叩きも大事だけれど、そのなかで失われたもの、新しいものを作る創造力やパワーを取り戻したかった――
『現代思想3月臨時増刊号』(青土社)で、自分たちのフェミニズム運動をいきいきと語った3人(熱田敬子、河庚希、梁・永山聡子)による、鼎談第2ラウンド!
フェミニズム運動の展望をさらに深く語り合います。
これから『現代思想』を読む方でも歓迎です!
日 時:2020年4月17日(金)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円
お申し込みは、こちらの申し込みフォームか、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。
熱田敬子(早稲田大学文化構想学部講師)東京下町育ち。フェミニスト、アクティヴィスト。ゆる・ふぇみカフェ運営委員、北京語翻訳通訳、ジェンダーや社会学の大学講師もやっています。研究テーマは人工妊娠中絶の体験談の聞き取り、日本軍戦時性暴力支援運動など。フェミとの遭遇以前から心に決めていたのは、結婚制度の中には絶対に入らないことでした。そう決めたところから見えた風景と、出会った人たちが私の人生の宝物です。
河庚希(明治大学特任講師)明治大学大学院特任講師。サンフランシスコ湾岸地域を拠点とする在日コリアン団体「エクリプス・ライジング」共同設立者、「日本多文化救済基金」共同設立者、「一般社団法人 希望のたね基金(キボタネ)」運営委員。京都府生まれ。専門はエスニック・スタディーズ。研究テーマは日米の帝国主義とその交差性、共犯性、そして環太平洋の有色人種の運動。論文に“Cultural Politics of Transgressive Living: Socialism meets Neoliberalism in pro-North Korean Schools in Japan” Social Identities: Journal for the Study of Race, Nation and Culture. Vol. 24, 2 (2018): 189-205など。
梁・永山聡子(やん・ながやま・さとこ)専門は、社会学・ジェンダー・フェミニズム研究、社会運動論。多摩美術大学、早稲田大学他非常勤講師。研究課題は、ポストコロニアル社会における植民地主義残滓のフェミニズム(旧宗主国と被植民地国におけるフェミニズムの権力関係)。事例として、リプロダクティブヘルツライツ、在日朝鮮人女性のアクティビズム、日本軍性奴隷制問題・解決運動から考察。アジア女性資料センター、ふぇみ・ゼミ、在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会などでも活動。在日朝鮮人3世である。