2020年08月27日

【終了しました】連続トークイベント「聡子の部屋」第9回「コロナ・パンデミックとジェンダー ―日本と韓国の社会政策の差はなにか?」ゲスト:渡辺夏目(共同通信記者)

「歴史を鏡として互いに手をつなぐことが東アジアの平和と繁栄への道です。共に危機を克服し、未来志向の協力関係に向けて共に努力していきましょう」。韓国の文在寅大統領は今年3月1日、三・一独立運動の記念式典で、感染拡大が続く新型コロナの脅威に触れ日本に向けてこう呼び掛けた。

韓国では南部の大邱を中心に感染が拡大。徹底した検査、隔離、情報公開を行う防疫対策によって感染者数が減少し、ゼロを記録した日もあった。こうした「K防疫」が高く評価され、4月の総選挙では与党が圧勝。コロナを乗り越えた…との安心感が広がった矢先、クラスターが頻発し、現在は首都圏を舞台とした感染拡大の「第2波」に見舞われている。防疫レベルが上がり、国会は2度封鎖、与党代表まで2度の隔離生活を強いられる事態にも。

一方で、不動産高騰や前ソウル市長のセクハラ疑惑などへの批判で急落していた文大統領の支持率は再び上昇。第2波対応の期待の表れだろう。

「ろうそく集会」を背景に誕生し、南北融和と朝鮮半島の平和構築を目指してきた文在寅大統領はいま、コロナ防疫への信頼に応えられるか問われている。

入国時の隔離生活を経験し、6月から街中に入った記者が、現在のソウルの市民生活の様子や日本との感染対策の違いについて報告する。

ゲストの渡辺夏目さんは、ソウルに留学中のためオンラインでの登壇となります。

日 時:2020年9月16日(水)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円

ご参加をご希望の方はhttps://satokonoheya009.peatix.com/よりお願いします。

渡辺夏目(共同通信社 記者)
1986年大阪府生まれ、2010年横浜市立大国際総合科学部卒、共同通信社に入社。福井支局、大阪社会部などを経て現在は横浜支局で司法取材を担当。学生時代に日本の難民受け入れ姿勢に問題意識を持ったのをきっかけに在日外国人の人権問題に目を向けるように。朝鮮学校やヘイトスピーチなど在日コリアンを取り巻く差別問題などの取材を続けている。2020年5月から韓国・ソウルに留学中、2週間隔離生活を経験。

【オンライン配信への参加方法】
配信は、YouTubeライブの限定公開にておこないます。
販売を締め切り次第(当日18:30ごろ)、お申し込み時にご入力いただいたメールアドレスへ限定公開用のURLをお送りいたします。そこから配信をご覧いただけます。
※申し込みされていない方とのURLの共有はご遠慮ください。また1つの画面を複数人で視聴する場合も、人数分のチケット購入をお願いいたします。URLが流出した場合、配信を停止することがあります。
※オンライン参加の場合は、質問などはできません。聞きたいことがございましたら、お申し込みの際にご入力ください。
※配信のトラブルで停止した場合は、 こちらでURLを再送いたしますので、しばらくお待ちください。お手元の映像が止まったけれども連絡が来ていない場合は、 ご自身の設定や回線をお確かめください。
※配信映像は、1週間程度限定でアーカイブ配信いたします。ネット環境等のためにオンライン配信を見られなかった方はこちらをご利用ください。

【会場での参加をご希望の方へ】
こちらの注意事項をよくお読みのうえお申し込みください。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定しております。お申し込みなく来店された方は、入店をお断りすることがございますので、ご注意ください。

会場:Readin’ Writin’ BOOK STORE
〒111-0042 東京都台東区寿2-4-7(東京メトロ銀座線田原町徒歩2分)

【聡子の部屋とは?】
ジェンダー、外国人差別、排外主義、LGBT、原発、基地、オリンピックなど、いま日本社会はさまざまな問題を抱えています。
この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとればいいのでしょうか?
この連続イベントでは、幅広い交友関係を持つ社会学者の梁・永山聡子さんが、いま会いたい人たちをゲストに招き、現在の取り組みや今後について迫ります。

東京・田原町にある書店「Readin’Writin’ BOOKSTORE」で月1回開催します。途中の回だけの参加も大歓迎です。

2020.08.27. | Posted in news