2020年09月17日

「フィッシュ・アンド・チップスのはなし―移民、階級、食文化」

パニコス・パナイ―著『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』(創元社)の訳者である栢木清吾さんと、英文学者の河野真太郎さんをお招きしてトークイベントを開催します。

フィッシュ・アンド・チップスの誕生と普及に移民が果たした歴史的役割、揚げた魚のにおいに向けられた反感と反ユダヤ主義の結びつき、労働者階級の常食となったこの料理に対する中産階級の嫌悪と嘲笑、フィッシュ・アンド・チップス店経営にかけた元炭鉱労働者たちの階級上昇の夢と現実、ジョージ・オーウェルのフィッシュ・アンド・チップス評などなど、さまざまなトピックを本書から引き出しながら、幅広く語っていただきます。

近年、英国「風」のパブや大手コンビニ・チェーンのメニューにも加わり、日本でも手軽に食べられるようになったフィッシュ・アンド・チップス。お二人の話を入り口に、もう少し深いところまで手を伸ばしてみませんか? 

皆様のご参加をお待ちしています!

日 時:2020年10月24日(土)18:30開場/19:00開演

会 場:Readin’Writin‘ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町徒歩2分)

参加費:1000円

ご参加をご希望の方は、https://readinwritin201024.peatix.com/viewよりお願いします。

河野 真太郎(こうの・しんたろう) 専修大学教授。1974年山口県生まれ。関心領域はイギリスの文化と社会。著書に『戦う姫、働く少女』(堀之内出版、2017年)、『〈田舎と都会〉の系譜学』(ミネルヴァ書房、2013年)、共著に『文化と社会を読む 批評キーワード辞典』(研究社、2013年)、訳書にピーター・バーク『文化のハイブリディティ』(法政大学出版局、2012年)、共訳書にレイモンド・ウィリアムズ『共通文化に向けて―文化研究1』(みすず書房、2013年)など。

栢木 清吾(かやのき・せいご) 翻訳者。神戸大学国際文化学研究科協力研究員。1979年大阪府生まれ。専門は移民研究、カルチュラル・スタディーズ。訳書にニケシュ・シュクラ編『よい移民―現代イギリスを生きる21人の物語』(創元社、2019年)、アーロン・S・モーア『「大東亜」を建設する―帝国日本の技術とイデオロギー』(共訳、人文書院、2019年)など。最近の論考として「差別感情にふれる」『ふれる社会学』(北樹出版、2019年)、「おもてなされている日本」『現代用語の基礎知識』(自由国民社、2019年)など。

2020.09.17. | Posted in news