2021年06月10日

アーロン・バスターニ『ラグジュアリーコミュニズム』(堀之内出版)刊行記念トークイベント

格差、貧困、気候変動など、資本主義がもたらす破滅的な未来が現実味を帯びてきており、いま世界では、ポスト資本主義を模索する議論が活発化しています。

今年、日本語版が刊行された『ラグジュアリーコミュニズム』(堀之内出版)も、ヨーロッパにおけるそんな最先端の議論の一つです。イギリスの若手論客で、著者のアーロン・バスターニは、急速に発展する科学技術の恩恵を万人に行き渡らせる政治、「完全自動のラグジュアリーコミュニズム(FALC)」を提唱し、いま注目を集めています。

このFALCのアイデアには、昨年亡くなった思想家デヴィッド・グレーバーも高い評価を寄せていました。

今回のイベントでは、デヴィッド・グレーバー『民主主義の非西洋起源について』の翻訳者で、批評家の片岡大右さんをゲストとしてお招きし、最新のイギリス論壇状況や、グレーバーの思想とFALCの関連についてお話しいただきます。

●主な論点●
・グレーバーのテクノロジー観とFALC
・イギリスの左派論壇の現在(Novara Media等、新興メディアや若手の論客)
・コロナ禍の日本におけるコミュニズムの議論

日 時:2021年8月14日(土)開場18:30/開演19:00
    1週間のアーカイブ配信あり

会 場:Readin’ Writin’ BOOK STORE(東京メトロ銀座線田原町徒歩2分)

参加費:1,500円(会場参加、オンライン参加とも)

ご参加をご希望の方は、https://readinwritin210814.peatix.com/viewよりお願いします。

※会場で開催し、オンラインでの同時配信を予定しています。ただし、緊急事態宣言等の状況により登壇者の移動に困難が生じた場合は、オンラインのみでの開催となる可能性もございます。あらかじめご了承くださいませ。

▶︎片岡大右(かたおか・だいすけ)

批評家。社会思想史、フランス文学。 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。グレーバー『 民主主義の非西洋起源について』を翻訳。著書に『隠遁者、 野生人、蛮人』、共著に『加藤周一を21世紀に引き継ぐために』 、共訳書にF.ドゥノール/A.シュワルツ『 欧州統合と新自由主義』など。

▶︎橋本智弘(はしもと・ともひろ)

青山学院大学准教授。ポストコロニアル理論、文学。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。アーロン・バスターニ『ラグジュアリーコミュニズム』を翻訳。共著に『クリティカル・ワード 文学理論』、『バイリンガルな日本語文学』、『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち』(青月社)。

2021.06.10. | Posted in news