【終了しました】杉田俊介×西井開「男性問題を語りつくそう」
集英社新書『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か-#Metooに加われない男たち』『「非モテ」からはじめる男性学』刊行記念トークイベント
#MeToo運動をはじめ世界的にジェンダー平等への意識が高まる中、社会の中に表れる男性性の諸問題への異議には同意しつつも、一方で自らが抱く男性性の在り方に戸惑う男性も、決して少なくないのではないでしょうか。
マジョリティ男性にとってのジェンダーやフェミニズムとの向き合い方を示した、杉田俊介さんの新刊『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か-#Metooに加われない男たち』。
また、「非モテ」を切り口にして、男性性をめぐる加害・被害の問題を深く掘り下げた、西井開さんの新刊『「非モテ」からはじめる男性学』。
今夏、集英社新書から刊行された問題作の著者二人が、現在の社会の中に表れる男性問題について、とことん語り合います。
日 時:2021年12月5日(日)開場18:00/開演18:30(21:00終了)
会 場:Readin’Writin‘BOOKSTORE
参加費:1500円
ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin211205.peatix.com/viewからお願いします。
杉田俊介(すぎた しゅんすけ) 1975年生まれ。批評家。自らのフリーター経験をもとに『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)を刊行するなど、ロスジェネ論壇に関わった。また20代後半より障害者ヘルパーに従事。著書に『非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か』(集英社新書)、『ジャパニメーションの成熟と喪失』(大月書店)、『長渕剛論――歌え、歌い殺される明日まで』(毎日新聞出版)など。差別問題を考える雑誌『対抗言論』では編集委員を務める。
西井 開(にしい かい) 1989年大阪府生まれ。神戸大学発達科学部卒業後、会社員、NPO職員、無職期間を経て、立命館大学人間科学研究科博士後期課程。日本学術振興会特別研究員。臨床心理士。公認心理師。専攻は臨床社会学、男性・マジョリティ研究。モテないことに悩む男性たちの語り合いグループ「ぼくらの非モテ研究会」発起人、男性の語り合う場をつくる任意団体「Re-Design For Men」代表。共著に『モテないけど生きてます-苦悩する男たちの当事者研究』(青弓社)がある。