2021年12月13日

僕のマリ『常識のない喫茶店』(柏書房)『まばゆい』(本屋lighthouse)刊行記念イベント
<「双子」はいかにして生まれたのか〜立地点の違いから考える2冊〜>

僕のマリ『常識のない喫茶店』(柏書房)『まばゆい』(本屋lighthouse)の刊行を記念して、僕のマリ・天野潤平(柏書房)・関口竜平(本屋lighthouse)の3人によるトークイベントを開催します。

今回のテーマは大きく分けて2つ。

ひとつは「同人誌=文学フリマを中心にした作家活動と商業出版」について。両者は対比的に語られることもありますが、地続きの面も多くあります。むしろ最近では文フリを「発掘」の場として見ている編集者も増えてきている印象です。作家から見る同人誌(文学フリマ)と、編集者(出版社)から見るそれ。そしてその先にあるとされる商業出版。果たしてそれは「先=一方通行/片道切符」なのか?という問いも含めて考えてみたいと思います。

もうひとつは「『常識のない喫茶店』と『まばゆい』の制作を振り返る」です。大手取次流通に載る商業出版と、直接取引のみのリトルプレス。どちらもエッセイだけど、「喫茶店」という具体的なワンテーマで書くことと、「まばゆい」という抽象的な概念で書くこと。出版社の編集=本職の人間との本作りと、本屋店主=本職ではない人間との本作り。同じようで実は結構違う、両者の考え方がそこにはあるように思えます。この比較をもとにして、これからの作家・出版活動のひとつの在り方を提示できたらいいなと思います。

同じ(エッセイ)本でありながら、さまざまな違いがある。読み心地も明らかに違う。しかしどこか共鳴するものもある「双子」のような2冊を、読み解いていきたいと思います。

日 時:2022年1月22日(土)開場18:30/開演19:00

会 場:Readin’Writin‘ BOOKSTORE

参加費:1500円(会場、オンラインとも)

ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin220122.peatix.com/viewからお願いします。

天野潤平(あまの・じゅんぺい) 書籍編集者。1989 年、静岡県出身。2012 年4 月、ポプラ社に入社。神奈川エリアの書店営業を担当。2013年11月から一般書籍の編集者になる。2020年4月、柏書房に転社。現在に至る。

僕のマリ(ぼくのまり) 文筆家。1992年福岡県生まれ。2018年短編集『いかれた慕情』を発表。同人誌即売会で作品を発表する傍らで、商業誌に寄稿する。2021年、『常識のない喫茶店』(柏書房)『まばゆい』(本屋lighthouse)を出版。

関口竜平(せきぐち・りょうへい) 1993年2月生まれ。千葉市幕張にて本屋lighthouseをうっかり運営中。2022年の目標は千葉ロッテマリーンズの試合中継にゲスト解説として呼ばれること。

2021.12.13. | Posted in news