2026年01月11日

【杉田俊介×中村香住】鬱と付き合いながら知的創造を続ける方法──『鬱病日記』(晶文社)刊行記念イベント

2025年10月15日に、批評家・杉田俊介さんの新刊『鬱病日記』(晶文社)が刊行されました。
ご自身の鬱病体験記をもとに再構成された本書は、多くの注目を集めています。

本書を一気に通読して、「ぜひ対談したい」との感想を抱いたのが、社会学者の中村香住さんです。
ご自身も何度か鬱病を経験されており、本書を読みながら共感の嵐だったと言います。

中村さんが杉田さんに一番尋ねてみたいのが、イベントタイトルにもなっている「鬱と付き合いながら知的創造を続ける方法」だそうです。
鬱病は、いわゆる「寛解」の状態になることはあっても、「完治」はしないというのが通説になっています。
また、再発率も非常に高く、中村さんご自身も「反復性うつ病」ではないかとの診断を受けています。
鬱の急性期には、知的創造はおろか、生活すらままなりません。
しかし、「鬱持ち」でありつつも、寛解に近い状態で、なるべく本格的な再発をさせずに、凪の中で暮らしていくことは可能なのではないか。その際には知的創造も細々と続けていくことができるのではないだろうか。
杉田さんは、実際に、鬱で倒れた後も『鬱病日記』をまとめられたり、『男性解放批評序説――フェミニズム・トランスジェンダー・メンズリブ』(集英社)を刊行されたりしています。Xでは、読書に励む様子も投稿されています。
このような背景を踏まえ、鬱持ちの知的創造の方法について改めて考えてみたいと思います。それは、狭い意味での知的創造について考えることだけではなく、どのように生きるか・生活するかという知的創造の地盤になるような部分についても言及することになるでしょう。

こういった点について、じっくり語り合う機会にできたらと思います。
皆様のご参加お待ちしております。

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 概 要

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日 時:2026年2月13日(金) 19:00開演(18:30開場)

    当日、開演直前にzoomのURLをメールまたはPeatix DMにてお送りいたします。
    1週間のアーカイブ配信あり。開催日の翌日以降、準備でき次第メールにてアーカイブ視聴URLをお送りします。

会 場:Readin’ Writin’ BOOK STORE(東京メトロ銀座線「田原町」徒歩2分)

参加費:1,500円(会場・オンラインとも)

ご参加をご希望の方は【杉田俊介×中村香住】鬱と付き合いながら知的創造を続ける方法──『鬱病日記』(晶文社)刊行記念イベント | Peatixよりお願いします。

※会場で開催し、オンラインでの同時配信を予定しています。ただし、状況により登壇者の移動に困難が生じた場合などは、延期、オンラインのみでの開催となる可能性もございます。あらかじめご了承ください。

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 登壇者プロフィール

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杉田俊介(すぎた・しゅんすけ)
1975年生まれ。批評家。
『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)でデビュー、以後、障害者支援NPOで働きながら文芸評論や労働/貧困問題について著述。現在は執筆活動に専念。すばるクリティーク賞選考委員、雑誌『対抗言論』編集委員。元フリーターズフリー(現在は解散)組合員。著書に『人志とたけし』(晶文社)、『宮崎駿論』(NHK出版)、『非モテの品格』『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』(集英社新書)、『ジョジョ論』『戦争と虚構』(作品社)、『安彦良和の戦争と平和』(中公新書ラクレ)、『ドラえもん論』(Pヴァイン)、『無能力批評』『ジャパニメーションの成熟と喪失』(大月書店)、『橋川文三とその浪曼』(河出書房新社)ほか。

中村香住(なかむら・かすみ)
1991年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科等非常勤講師。博士(社会学)。
専門はジェンダー・セクシュアリティ研究、文化社会学。 第三波フェミニズムの観点からメイドカフェにおける女性の労働経験について研究をおこなうかたわら、レズビアン・クワロマンティック当事者として“恋愛至上主義にノれないセクシュアルマイノリティ”の居場所づくりにも取り組む。共編著書に『アイドルについて葛藤しながら考えてみた──ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉』(青弓社)、『消費と労働の文化社会学──やりがい搾取以降の「批判」を考える』(ナカニシヤ出版)。

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 配信について

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オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前にPeatixのDMまたは、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。

なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。

2026.01.11. | Posted in news