2019年10月17日

『ふれる社会学』(北樹出版)刊行記念トークイベント「社会学にふれて、さらに読む、そして書く」

『ふれる社会学』(北樹出版)

わたしたちをとらえて離さない社会の仕組みに、身近なテーマからふれて読み解く『ふれる社会学』刊行記念イベントを開催します。

 編者のケイン樹里安さん、上原健太郎さん、そして、「飯テロにふれる」の執筆者・菊池哲彦さん、「レインボーにふれる」の執筆者・中村香住さんが登壇します! 

社会学に取り組むようになった経緯や、これまで読んできて面白かった社会学に関連する書物、それから書くことの大変さや楽しさ、Tipsなどを語る、研究のコトハジメ拡大版! 

本イベントは『ふれる社会学』刊行イベントツアー、通称「#ふれしゃかツアー」第4弾! ということで、今回限りのプライスレスなお土産をご用意しております。是非お運びくださいませ!!

日 時:2019年12月7日(土)18:30開場/19:00開演

会 場:Readin’Writin‘ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)

参加費:1500円

ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

【登壇者紹介】

ケイン樹里安(けいん・じゅりあん)1989年生まれ.大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学.修士(文学).大阪市立大学都市文化研究センター研究員.非常勤講師.主たる研究テーマは、「ハーフ」とよさこい踊り。主著:書籍『アーバンカルチャーズ――誘惑する都市文化,記憶する都市文化』(晃洋書房,2019年,分担執筆),『いろいろあるコミュニケーションの社会学』(北樹出版,2018年,分担執筆),『ポスト情報メディア論』(ナカニシヤ出版,2018年,分担執筆).論文 「『日中ハーフ』とメディアの権力――『日中ハーフあるある』動画の多義性」『新社会学研究』4号(180-202,2019年).「『半歩』からの約束――WEBメディアHAFU TALK(ハーフトーク)実践を事例に」『現代思想特集 特集:新移民時代』(青土社,187-199,2019年).「ハーフの技芸と社会的身体――SNSを介した相互交流の場を事例に」『年報カルチュラル・スタディーズ』5号(2017年).

上原健太郎(うえはら・けんたろう)大阪国際大学人間科学部講師。1985年生まれ.大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学.博士(文学)研究テーマは、沖縄の若者の就労問題。主著:『持続と変容の沖縄社会』(ミネルヴァ書房,2014年,分担執筆)、『いろいろあるコミュニケーションの社会学』(北樹出版,2018年,分担執筆),『地元を生きる――沖縄的共同性の社会学』(ナカニシヤ出版,近刊予定,共編著).  

菊池哲彦(きくち・あきひろ)1969年生まれ。千葉大学大学院 社会文化科学研究科 博士後期課程 修了 博士(学術)。絅学院大学 総合人間科学系 准教授。視覚メディアが社会のリアリティを構成する歴史的過程の分析が研究テーマ。主著:『映像文化の社会学』(分担執筆, 有斐閣, 2016年)、『映画は社会学する』(分担執筆, 法律文化社, 2016年)、『歴史と向きあう社会学』(分担執筆, ミネルヴァ書房, 2015年)『記憶と記録のなかの渋沢栄一』(分担執筆, 法政大学出版局, 2014年)、『無印都市の社会学』(分担執筆, 法律文化社, 2013年)など。 

中村香住(なかむら・かすみ)1991年生まれ.慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程.修士(社会学).NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタスタッフ.主たる研究テーマは、メイドカフェにおける女性の労働経験について。主著:書籍『私たちの「働く姫、戦う少女」』(堀之内出版,2019年,分担執筆),『ガールズ・メディア・スタディーズ』(北樹出版,2020年近刊,分担執筆).論文「フェミニズムを生活者の手に取り戻すために──「性の商品化」に対する現代女性の「気分」の分析を通して」『新社会学研究』2号(176-194,2017年),「フェミニストABRというパフォーマティブな共働──その系譜と展開」『哲学』138号(193-215,2017年).

2019.10.17. | Posted in news