【終了しました】「聡子の部屋」 いま会いたい人たち 第20回「なぜ朝鮮史を選んだのかー植民地主義的思考の克服とその先」ゲスト・加藤圭木さん
政治的には長年「緊張関係」にある日本と朝鮮半島。
朝鮮半島、人々に対するヘイトスピーチが政治家、SNS、地上波TV、日常生活でも繰り広げられる日本社会。
一方で、10代、20代向けのファッション雑誌は「韓国特集」を出すと必ず完売するなど、若い世代にとって「韓国」は身近な「消費対象」となっています。
ある大学生は「渋谷より弘大(ソウルの街)の方が心理的に近い」と語っています。
第5次韓流ブームが日本中を席巻し、牽引しているのは10代、20代だと言われています。
この矛盾は新しいことではないですが しかし、こうした状況に一番困惑しているのは、10代、20代とも言えるでしょう。このような状態をどうにか変えたいと!との思いから、このほど一橋大学の学生が書いた 『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』が大月書店から刊行されました。
今回の「聡子の部屋」では、監修を担当した加藤圭木さんをお迎えして、本のお話、大学生との関わりの中での見解、自身がなぜ朝鮮史を研究するようなったのか、そこで起きていること、社会運動をやり続ける意義などを語り尽くします!
日 時:2021年8月25日(水)開場18:30/開演19:00(アーカイブ配信あります)
会 場:Readin’Writin’BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町徒歩2分)
参加費:1500円(会場、オンラインとも)
ご参加をご希望の方はhttps://peatix.com/event/2412054/viewよりお願いします。
※ゲストは、感染状況によって、オンラインでのご登壇に変更する場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※会場参加チケットから、オンライン配信チケットへの変更は随時可能です。DM等で主催者へご連絡ください。
加藤圭木(一橋大学教員/希望のたね基金理事、Fight for Justice常任委員)
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了(博士)。著作に『植民地期朝鮮の地域変容――日本の大陸進出と咸鏡北道』 (吉川弘文館、2017年)、『だれが日韓「対立」をつくったのか——徴用工・「慰安婦」、そしてメディア』(共編、大月書店、2019年)、『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(監修、大月書店、2021年)。
ページ:https://www.soc.hit-u.ac.jp/teaching_staff/kato_keiki.html