2021年09月05日

『立ちどまらない少女たち 〈少女マンガ〉的想像力のゆくえ』刊行記念トークイベント「物語の広がるところー小説とマンガの交差点」

英文学史における近代小説は、1719年にダニエル・デフォーが『ロビンソン・クルーソー』を刊行したときから始まる、とよく言われます。英文学者・武田将明さんは、この『ロビンソン・クルーソー』(河出文庫)や同じデフォーの書いた『ペストの記憶』(研究社)の翻訳者です。昨年9月にはNHKの人気番組『100分de名著』の講師として、『ペストの記憶』の記述とコロナ禍の現代との類似について、核心をつくお話をされたのが印象に残っています。

日本文学の評論家としても活躍される武田さんと、このたび『立ちどまらない少女たち』を松柏社より刊行し、アメリカの翻訳小説と少女マンガの関係性という、マンガと文学の接続を論じた大串尚代さんに、海外や日本の小説とその他のメディアとの相互関係や、ナラティブ(物語)の魅力や楽しさなどについて、存分に語り合っていただきます。

どんなお話になっていくのか楽しみです。

日 時:2021年9月25日(土)開場10:30/開演11:00(13:00終了)

会 場:Readin’Writin‘BOOKSTORE

参加費:1000円

ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin2109251.peatix.com/viewよりお願いします。

大串尚代(おおぐし・ひさよ) 1971年、滋賀県生まれ。慶應義塾大学文学部教授(英米文学専攻)。慶應義塾大学文学部卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了、博士(文学)。専門はアメリカ女性文学、ジェンダー研究、フェミニズム、日本少女文化。著書に『ハイブリッド・ロマンス──アメリカ文学にみる捕囚と混淆の伝統』(松柏社)、『『ガラスの仮面』の舞台裏──連載40周年記念・秘蔵トーク集 』(分担執筆、中央公論新社)、訳書にフェリシア・ミラー・フランク 『機械仕掛けの歌姫──19世紀フランスにおける女性・声・人造性』(東洋書林)、ルイザ・メイ・オルコット『仮面の陰に──あるいは女の力』〈ルリユール叢書〉(幻戯書房)。

武田将明(たけだ・まさあき) 1974年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。京都大学文学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科を経て、ケンブリッジ大学でPh.D. (英文学)を取得。専門は18世紀イギリス小説。2008年に「囲われない批評──東浩紀と中原昌也」(『群像』2008年6月号掲載)で第51回群像新人文学賞評論部門を受賞。著書に『100分de名著 デフォー『ペストの記憶』』(NHK出版)、『吉田健一ふたたび』(分担執筆、冨山房インターナショナル)、『現代作家アーカイヴ2──自身の創作活動を語る』(共編、東京大学出版会)、『『ガリヴァー旅行記』徹底注釈 注釈篇』〈岩波オンデマンドブックス〉(共著、岩波書店)、訳書にデフォー『ロビンソン・クルーソー』(河出文庫)、ハニフ・クレイシ『言葉と爆弾』(法政大学出版局)、ダニエル・デフォー『ペストの記憶』〈英国十八世紀文学叢書3〉(研究社)など。

2021.09.05. | Posted in news