【終了しました】社会保障は家父長制を乗り越えられるか? ──女性・LGBTQ・外国人……マイノリティの視点から問い直す(『生きのびるための社会保障入門』刊行記念トークイベント)
「入管法改正」や「LGBT理解増進法」などが話題となるなかで、マイノリティが直面するさまざまな問題に対する注目が高まっています。
しかし、社会保障システムは、依然として古い仕組みが多く残されており、それらの多くは、「正社員」の「男性」を前提としたままです。
このような家父長制の枠組みを色濃く残した社会保障システムは、いまどのような問題を引き起こしているのでしょうか。そして、それを変えるために、私たちはどのようなことができるのでしょうか。
このイベントでは、3月に刊行された社会保障のテキスト『生きのびるための社会保障入門』の執筆者のお二人にご登壇いただきます。奥貫妃文さんは、外国人の労働・生活について研究しながら、現場での支援活動などにも携わっている方です。葛西リサさんは、「住まい」の問題を中心に積極的に情報発信をして、いま注目を集めている住宅問題の研究者です。
お二人が現場で見てきたさまざまな実態も交えながら、古いシステムのもと、救うべき者と救わなくていい者を分けてきた選別主義の社会保障のあり方の問題、そして、それを乗り越えた未来を展望します。
『生きのびるための社会保障入門』
2023年3月刊行/堀之内出版
初学者から、社会人の学びなおしまで、社会保障のキホンを学びながら、いまの問題を問い直す、新しい入門書!
社会保障のテキストは、現状の法制度に沿った解説に終始しているものが多いですが、本書は、若者たちが直面するさまざまな問題に寄り添い、制度や社会構造について解説しています。外国人やLGBTQを取り巻く問題などにも踏み込んでおり、社会問題に関心のある方におすすめです!
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概 要
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日 時:2023年8月27日(日)18:30開場/19:00開演
当日、開演直前にzoomのURLをメールまたはPeatix DMにてお送りいたします。
1週間のアーカイブ配信あり。開催日の翌日以降、準備でき次第メールにてアーカイブ視聴URLをお送りします。
会 場:Readin’ Writin’ BOOK STORE(東京メトロ銀座線「田原町」徒歩2分)
参加費:1,500円(会場、オンラインとも)
ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin230827.peatix.com/viewよりお願いします。
※会場で開催し、オンラインでの同時配信を予定しています。ただし、状況により登壇者の移動に困難が生じた場合などは、延期、オンラインのみでの開催となる可能性もございます。あらかじめご了承ください。
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登壇者プロフィール
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奥貫妃文(おくぬき・ひふみ)
相模女子大学人間社会学部社会マネジメント学科教授。専門は労働法、社会保障法、社会福祉論。共著に『ガールズ・アーバン・スタディーズ: 「女子」たちの遊ぶ・つながる・生き抜く』(法律文化社、2023年)、『移民政策とは何か―日本の現実から考える』(人文書院、2019年)など。
葛西リサ(くずにし・りさ)
追手門学院大学 地域創造学部地域創造学科准教授。専門は、住宅政策、特に、ひとり親の居住貧困問題。著書に『13歳から学ぶ住まいの権利――多様な生き方を実現する「家」のはなし』(かもがわ出版、2022年)、『母子世帯の居住貧困』(日本経済評論社、2017年)など。
__________________________________ 配信について
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オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前にPeatixのDMおよび、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。
なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。