ワークショップ「絵本をつくる!」
昨年秋に出版された絵本『モノポの巣』(小鳥書房刊)は、孤独な鳥のモノポが、1通の手紙を通して仲間のあたたかさを知っていくものがたり。透明水彩の絵と、語り過ぎない言葉の重なりが美しい、大人も深く味わえる絵本です。
今回、その作者である絵本作家・山田和明先生のワークショップを行なうことになりました。内容は次の通りです。
・絵本をつくるときのコンセプトづくり
・制作や出版の裏話(『モノポの巣』のラフや色校、束見本などもお見せします)
・ボローニャ国際絵本原画展に応募するには?
・絵本作家になるには?
・作品をどのように売り込むか!
・「人生の1ページ」の絵を描いてみる(参加者さんと一緒に行ないます)
・参加者のみなさんのラフへのアドバイス
など盛りだくさんな内容になりますので、プロのイラストレーターさん、絵本作家を目指す人、絵本を描いてみたい人などが、次の一歩を踏み出すきかっけになるとうれしいです。
濃密な2時間、ぜひご参加ください!
日 時:2月24日(日)1830開場/19時スタート
参加費:2500円
定 員:10名ほど
持ちもの:ふだんお使いの画材やスケッチブック、手描き作品のラフ(すでに書いた作品がある方のみ)
ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、info@readinwritin.netまでお願いします。
※2 月19 日~3 月6 日には、Readin’ Writin’の中2階にて、『モノポの巣』の原画展を開催しています。あわせてご覧ください。
<プロフィール>
山田和明 1961 年京都市に生まれ。絵本作家・イラストレーター。2010 年、2011 年、2018 年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。『My Red Balloon』(minedition)は7 か国で出版され、ドイツにおいてルークス賞・トロイスドルフ絵本賞受賞。『My Red Balloon』の日本版『あかいふうせん』(出版ワークス)は2018 年に第9 回ようちえん絵本大賞を受賞。主な作品に『Mr Bear’s Friends』『A Concert in the Park』(minedition)、『カノンとタクト』(出版ワークス)がある。音楽とテニスが趣味。横浜デザイン学院講師。
小鳥書房 落合加依子が本づくりを行うひとり出版社。マスに向けられた本よりも、「たったひとりのだれか」が心から喜んでくれる本を出版したいと、2016 年、東京・国立市に設立。10 年後、100 年後にも伝えるべき著者との出会いを、つねに探している。