2018年06月30日

台湾小夜

台湾ブックフェア開催記念イベント「台湾小夜 〜ジミー『星空』翻訳秘話から台湾文学の夜明けまで~」を7月15日(日)19時から開催します。

出版社トゥーヴァージンズでは、ライフスタイル関連書籍のほか、台湾にまつわる書籍を刊行しています。
夏休みの旅行先といえば台湾ということで、7/1〜7/31開催の台湾ブックフェアにあたり、台湾の国民的絵本作家ジミー・リャオ『星空』を翻訳された天野健太郎さんに、『星空』の翻訳秘話と文学をはじめとする台湾カルチャーの現状についてたっぷりとお話ししていただきます。

天野さんは龍應台『台湾海峡一九四九』(白水社)、呉明益『歩道橋の魔術師』(白水社)など台湾文学翻訳の第一人者。香港ミステリですが、「週刊文春ミステリーベスト10」& 「本格ミステリ・ベスト10」で第1位を獲得、大ヒットを記録した陳浩基『13・67』(文藝春秋)の翻訳者でもあります。

『星空』翻訳のいきさつや小説と絵本による翻訳の違い、台湾文学の新たな潮流など、普段なかなか聞けない「翻訳」という仕事から見た台湾の姿に迫ります。ジミーファン、海外文学ファン、台湾好きの皆さんに楽しんでいただけるトークイベントです。

7月15日(日) 開場1830/開演1900
参加費:1000円
参加をご希望の方は、お名前、連絡先、人数を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまで

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出演者プロフィール
天野 健太郎(あまの けんたろう)
翻訳家。聞文堂LLC代表。1971年愛知県生まれ。京都府立大学文学部文学科国中文専攻卒業。2000年より国立台湾師範大学国語中心、国立北京語言大学人文学部に留学。訳書にジミー・リャオ『星空』(トゥー・ヴァージンズ)、龍應台『台湾海峡一九四九』(白水社)、『父を見送る』(白水社)、猫夫人『店主は、猫』(WAVE出版)、陳柔縉『日本統治時代の台湾』(PHP研究所)、呉明益『歩道橋の魔術師』(白水社)、鄭鴻生『台湾少女、洋裁に出会う――母とミシンの60年』(紀伊国屋書店)、陳浩基『13・67』(文藝春秋)など。
@taiwan_about

書籍情報
星空 The Starry Starry Night
発売日:2017/11/22
作・絵:ジミー・リャオ
訳:天野 健太郎
本体価格:2,000円
版型:B5変形/ ソフトカバー/ オールカラー
ISBN:978-4-908406-05-8

NEIGHBORHOOD TAIPEI
発売日:2017/5/31
監修:吹田良平
本体価格:2,000円
版型:B5変形/ ソフトカバー/ オールカラー
ISBN:978-4-908406-08-9

+10 テンモア
台湾うまれ、小さな靴下の大きな世界
発売日:2017/11/22
監修:+10 テンモア
企画:FUJIN TREE
本体価格:1,800円
版型:B5変形/ ソフトカバー/ オールカラー
ISBN:978-4-908406-11-9

お問い合わせ
トゥーヴァージンズ・齋藤 saitouy@twovirgins.jp

2018.06.30. | Posted in news