2018年12月29日

「そんな夢をあともう少し」刊行記念トークイベント

祥伝社から2019年1月11日発売予定

大衆芸能脚本家や演芸評論家として活躍する稲田和浩さんの初めての時代小説『そんな夢をあともう少し』(祥伝社文庫)の刊行記念トークイベントを2019年1月20日に開催します。

当日は稲田さんが執筆に関する裏話や物語の舞台となった浅草、千住界隈についてもたっぷりと語ります。

日 時 2019年1月20日(日)18時半開場/19時開演

場 所 Readin`Writin`東京都台東区寿2-4-7

参加費 1000円

ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ

info@readinwritin.netまでお願いします。

あらすじ

千住の宿「伊勢屋」で飯盛り女のを務めていたおひろは、主傳右衛門から、「おばさんにならないか」といわれる。かつては吉原でも名を売り、千住の店では板頭(店の看板)を務めたほどだったが、もう二九歳。引退する遣り手のおしかに代わって、新しい遣り手をやることに。かつては死ぬまで飯盛り女を、とやさぐれていたおひろだったが、心機一転、おひろはその役を引き受ける。

遊女たちや奉公人たちの悩みや愚痴を聞きながら、仕事を覚えるおひろだったが、彼女には宿に通ってくる客に気になる男がいた。

略歴・稲田和浩

1960年東京生まれ。大衆芸能脚本家、演芸評論家、ライター。自らは台本屋と自称し、主に落語、講談、浪曲、喜劇などの脚本、演出を手掛ける。著書に『食べる落語』(教育評論社)、『浪曲論』(彩流社)、『にっぽん芸能史』(映人社)、『落語に学ぶ大人の極意』『水滸伝に学ぶ組織のオキテ』(ともに平凡社新書)などがある。本書が時代小説のデビュー作。

2018.12.29. | Posted in event