2020年06月04日

【終了しました】連続トークイベント「聡子の部屋」第6回「外国人をとりまく状況―新型コロナウィルス対策以前と以後」

今回の「聡子の部屋」は、外国人をとりまく諸状況について、新型コロナウィルス対策以前と以後で、変わったこと、変わらなかったことについて様々なトピックを交えて、ジャーナリストの巣内尚子さんと対談します。
 巣内尚子さんは現在、Yahoo!個人ページにて、様々な論考を発信しています。最新記事「ベトナム人女性が直面した債務労働と技能実習制度のひずみ=コロナ以前から彼女が経験していた搾取と差別」では、新型コロナウイルスの流行と自粛に伴う景気悪化のなか、技能実習生の中に仕事を失うリスクに直面する人について、コロナ以前からの困難性を明らかにしています。また「日本の外国人技能実習制度の下で技能実習生の諸権利が制限されるとともに、債務問題などにより、技能実習生は前からリスクにさらされやすい存在」であること、「新型コロナウイルスとそれに伴う景気低迷で、以前からあった技能実習生の課題が浮き彫りになった上、技能実習生の中でさらに困難な状況に置かれる人が出ている」実態を丁寧に書かれています。
 今まで、巣内さんが調査してきたこと、記事の背景などを中心に、現在の外国人をとりまく諸状況について語り合います。

日 時:2020年6月24日(水)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円
申し込み方法:
【オンライン配信】こちらのサイト(Peatix)よりお申し込みください。
【会場での参加】こちらの申し込みフォームか、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

※新型コロナウイルス感染防止の観点から混雑を避けるため、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定させていただきます。お申し込みなくご来場された場合、入場をお断りすることがございます。ご注意ください。

巣内尚子(ジャーナリスト)
ジャーナリスト。インドネシア、フィリピン、ベトナム、日本で記者やフリーライターとして活動。2015年3月~2016年2月、ベトナム社会科学院・家族ジェンダー研究所に客員研究員として滞在し、ベトナムからの国境を超える移住労働を調査。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。ケベック州のラバル大学博士課程に在籍。現在は帰国し日本在住。著書に『奴隷労働―ベトナム人技能実習生の実態』(花伝社、2019年)。

会場へのアクセス

Readin’ Writin’ BOOK STORE
〒111-0042 東京都台東区寿2-4-7
電話 03-6321-7798

2020.06.04. | Posted in news