2021年05月06日

【7月17日に開催します】『建築家として生きる』刊行記念トークイベント「建築家を自称すること/しないこと」

このたび、晃洋書房から『建築家として生きる:職業としての建築家の社会学』が出版されました。

ごく一部の有名建築家をのぞいて、市井の建築家たちの実践については、これまで意外なほど明らかにされていません。そもそも何をもって「建築家」というのか? その定義すらあいまいなまま、現代の日本では、建築家という存在そのものがゆらぎはじめています。

この本では、建築の現場に携わる人たちへのインタビュー調査をもとに、日本での建築家像の変遷、建築家の養成の多くを担う大学教育、著者自身の資格取得体験なども交えながら、彼/彼女たちの姿に迫ります。

刊行を記念して、本書の著者である松村淳さんと、建築の現場に携わっておられる田岡博之さんと三浦幸子さんをお招きして、建築家という「職業」をめぐるあれこれについて、3人で自由にお話していただきます。

トークテーマ

◎建築家の「エートス」とは?

◎専門職・要資格という点で共通する医師や弁護士と、「建築家」では何が異なるのか?

◎建築の世界でのジェンダーに関すること、地域ごとの個別性

◎建築家になるまで(建築をなりわいとすること)

◎それぞれの建築家像

◎著者のこれからの研究について

日 時:2021年6月12日(土)開場18:30/開演19:00

会 場:Readin’ Writin’ BOOK STORE(東京メトロ銀座線田原町徒歩2分)

参加費:1500円(会場参加、オンライン参加とも)

ご参加をご希望の方はhttps://readinwritin210621.peatix.com/viewよりお願いします。

登壇者プロフィール

松村 淳(まつむら・じゅん) 香川県木田郡(現高松市)牟礼町出身。設計事務所勤務を経て、2014 年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(社会学)。二級建築士、専門社会調査士。2021 年より関西学院大学社会学部准教授。専攻は労働社会学、文化社会学、都市社会学、建築・都市論研究、移住、まちづくり研究。ライフワークとして、人と建築の関係性を総合的に考察する視角としての「建築社会学」の可能性を探究している。

田岡博之(たおか ひろゆき) 広島県広島市出身。高校生のときに建築を志す。広島工業大学環境学部環境デザイン学科卒業。2003年筑波大学大学院芸術研究科修了。東京で建築設計事務所に11年勤める。一級建築士。2014年田岡博之建築設計事務所を設立。渋谷区で開業した後、武蔵野平野の国立市に移転。住宅を始め集合住宅やホテル等を設計。場所は関東圏、京都、広島、カンボジアなど。人、自然との関係の中で成立する建築を模索中。

三浦幸子(みうら・ さちこ) 大分県大分市上八幡出身。大学で美学藝術学を専攻、2003年卒業後、中央工学校夜間部建築科に通う。仕事場の親方の紹介で造作大工会社に就職。江戸から変わらぬ職人たちの世界観に衝撃を受ける。集合住宅の現場でダイナミックな施工風景が、跡形なくなる最終形態に「つまらない」と感じ、2010年~浅草に引越し、設計事務所勤務。二級建築士。2017年三浦建築スタジオ開業。無理に建てない、半農半工生活を計画中。

2021.05.06. | Posted in news