2017年05月06日

モノローグもいいけど

本屋を開くまでの話を書いている。
新聞記者の経験はあるが、自分のことを書くのは苦手だ。
恥ずかしいし、面白いはずがない。
人に話を聞いたり、資料を調べたりして文章を書いてきたことも関係している。
読み手としても、モノローグ、つまり一人称の文章を読まされるのはつらい。

三人称で書くことにした。
主語は僕ではなく、店主だ。
記述をできるだけ客観的にするために。
冒険でもあり、挑戦でもある。

ただ、自分以外の視点、見方を交えることで文章は奥行きを持ち、ふくらみを増すはずだ、と考えている。

2017.05.06. | Posted in writing