2017年05月16日

森という漢字を分解すると

文章を森に例えるならば、構成する木がしっかりしていると、面白い。

何から書き始めたら分からないときは、心に残った言葉や場面などを書き出してみよう。
順番は気にしなくていい。思いつくままでいい。
何もない土地に木を植えていく感覚だ。

なぜこんなことをするかと言えば、書けないときは袋小路に入り込んでしまい、大事なことを忘れてしまうことがよくあるからだ。

次は木に枝をつけ、葉を繁らせていく。
これは細部を書き込んでいく作業、エピソードを膨らませていく作業だ。
ただ、このままでは文章にならない。
流れがよくなるように、読みやすくなるように木を植え替えて森をつくる。
前後を入れ替え、書き出しから締めまでの順番を決めていくのだ。

文章を森とするならば、構成する木がしっかりしていると、面白い。

2017.05.16. | Posted in writing