2023年10月11日

【終了しました】【インタビュー田原町05】ドキュメンタリー映画『NO 選挙、NO LIFE』の主人公、畠山理仁さんをお迎えして

『芝浦屠場千夜一夜』の山脇史子さん(01)、『ジュリーがいた』の島﨑今日子さん(02)『ルポ 日本の土葬』の鈴木貫太郎さん(03)、『仁義なきヤクザ映画史』の伊藤彰彦さん(04)につづき、インタビュー田原町05は、
ドキュメンタリー映画『NO選挙、NO LIFE(ノーセンキョ、ノーライフ)』の主人公である畠山理仁さんをお迎えし、「畠山理仁とは何ものか?」を探る公開インタビューを行います。




20年間「泡沫候補」と呼ばれる当選圏外と思われながらも立候補するひとたちを、「無頼系独立候補」とリスベクトし、彼ら彼女たちが街頭に立つ現場(支援スタッフもなく、聴衆は彼ひとりということもすくなくない)を取材しつづけたルポルタージュ『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』(集英社)で、第15回開高健ノンフィクション賞を受賞(「角岡伸彦ノンフィクション賞」「及川眠子賞」なども受賞)。
晴れて開高健賞受賞作家となり、ピリオドを打つのかと思いきや、さらにパワーアップ「全候補に会う」を自身の命題とし、2022年7月の参院選・東京選挙区の取材では「34人の候補者全員」を取材するため、全国を応援演説するため東京を留守にしていた蓮舫議員にインタビューする。そのためだけに車を運転し長野に行き、20秒のコメントをとる。「いい画がとれましたねえ」と満面の笑みを浮かべる畠山理仁。
奇妙奇天烈な政策を掲げる候補に対しても、誠実に耳を傾け、誰に対しても同じように丁寧に問いかける。うなずく畠山に、候補者たちは表情を崩し、予想もしない話をはじめるのが畠山理仁のインタビューの面白さ。昭和の時代に超藝術「トマソン」という街かど探検鑑賞活動があったけど、そういうのを想い起させる。もしかしたら、無心な神様の化身じゃないか。いやいや笑顔のすばらしい悪魔(コレクター)の可能性もないではない。どっちだろう?


選挙期間中、畠山に密着。撮影しつづけた前田亜紀監督の『NO選挙、NO LIFE(ノーセンキョ、ノーライフ)』。カメラは地下鉄を下り、階段をかけあがる畠山を追いつつも、意気軒高な場面にとどまらず、50歳を前にして「もうやめたいと思っている」とこぼす弱気な姿もとらえている。11/18東京・ポレポレ東中野ほかでの映画公開を前にして、映画の主人公となってしまった畠山理仁に、カメラに追われている間、何を思っていたのか?
『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)、『黙殺』(集英社文庫)、『コロナ時代の選挙漫遊記』(集英社)を再読しながら、選挙取材に人生を投入するようになった「畠山理仁の50年」を聞いていきます。

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 概 要

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日 時:2023年11月4日(土)18:30開場/19:00開演
    当日、開演直前にzoomのURLをメールまたはPeatix DMにてお送りいたします。
    1週間のアーカイブ配信あり。開催日の翌日以降、準備でき次第メールにてアーカイブ視聴URLをお送りします。

会 場:Readin’ Writin’ BOOK STORE(東京メトロ銀座線「田原町」徒歩2分)

参加費:1,000円(会場、オンラインとも)

ご参加をご希望の方は【インタビュー田原町05】ドキュメンタリー映画『NO 選挙、NO LIFE』の主人公、畠山理仁さんをお迎えして | Peatixより。

※会場で開催し、オンラインでの同時配信を予定しています。ただし、状況により登壇者の移動に困難が生じた場合などは、延期、オンラインのみでの開催となる可能性もございます。あらかじめご了承ください。

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 登壇者プロフィール

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話し手

畠山理仁(はたけやま・みちとし)

1973年愛知県生まれ。ノンフィクションライター。2017年『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』(集英社文庫)で、第15回開高健ノンフィクション賞受賞。その後も選挙取材をつづける畠山を追ったドキュメンタリー映画『NO選挙、NO LIFE(ノーセンキョ、ノーライフ)』(前田亜紀監督)がまもなく公開。著書に『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)、『コロナ時代の選挙漫遊記』(集英社)など。

聞き手

朝山実(あさやま・じつ)

1956年兵庫県生まれ。書店員などを経て1991年からフリーランスのライター&編集者。
人物ルポを中心に今年5月に休刊した「週刊朝日」で30年間「週刊図書館」の著者インタビューに携わってきた。
著書に『父の戒名をつけてみました』『お弔いの現場人 ルポ葬儀とその周辺を見にいく』(中央公論新社)、『アフター・ザ・レッド 連合赤軍兵士たちの40年』(角川書店)、『イッセー尾形の人生コーチング』(日経BP)など。
編集本に『「私のはなし 部落のはなし」の話』(満若勇咲著・中央公論新社)、『きみが死んだあとで』(代島治彦著・晶文社)などがある。
__________________________________ 配信について

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オンライン配信は、ZOOMを利用しておこないます。
Zoomアプリをインストールしインターネットに接続したPC、スマホ、タブレットなどをご用意ください。
当日、開演前にPeatixのDMおよび、お申し込みの際にご入力いただいたメールアドレスへミーティングルームへの招待URL、パスワードなどをお送りしますので、そちらからご参加ください。

なお、機材トラブル等で開始時間が遅れることがございます。また配信が不可能な状態になった場合は、終了後に録画を共有する形で対応させていただきます。あらかじめご了承のうえお申し込みください。続きを読む

主催者

Readin’ Writin BOOK STORE

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地図

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2023.10.11. | Posted in news