2018年10月17日

偏見と戦い続ける男の生き様とは――

『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)刊行記念トークイベントを11月25日(日)に開催いたします。

1980年のデビュー以来、トップアイドルとして時代を駆け抜けてきた田原俊彦は、1994年の長女誕生記者会見を機に突如マスコミからバッシングを浴びます。

「一夜にして性格が変わるわけないのに、なぜこんなにも評価が急変するのか?」

著者の岡野誠氏はこれ以降、田原俊彦に興味を持つようになります。
1998年以降、毎年コンサートに足を運び、2009年には雑誌の取材を通じて本人と接触。その時、「最近やらなくなった振付がある」と厳しく指摘。
10日後のライブで田原俊彦が取った行動と発言とは――。

24年に及ぶ研究成果、ノンフィクションにしてドキュメンタリーの一作が『田原俊彦論』です。
誤解されやすい田原俊彦の知られざる魅力を、岡野氏の視点で語ります。

また、膨大な資料をどのように調べ、まとめあげたのか。特定困難な名前の正式表記にどうやって辿り着いたのかも発表。

そして、“トシちゃんジュークボックス”(1年365日、田原俊彦に何があったかを言い当てる芸)にも挑戦します。

たとえば…
観 客:11月18日は?
岡 野:1982年、『ザ・ベストテン』で『誘惑スレスレ』が2位に入るも、時間内に中継先の静岡放送に到着できなかった日です。

日 時:11月25日(日)19時開演/18時30分開場
会 場:Readin’Writin’(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)
参加費:1500円 

ご参加をご希望の方は、お名前、人数、連絡先を明記のうえ
info@readinwritin.netまでお願いします。

プロフィール
岡野誠(おかの・まこと)
フリーライター。高校2年生の1994年、急激に変化した田原俊彦への世間の評価に疑問を持ち、興味を抱き始める。以降24年間に渡って研究し続けた成果を『田原俊彦論――芸能界アイドル戦記1979-2018』として発表。
巻末資料では、田原俊彦の『ザ・ベストテン』全ランクイン曲の思い出のシーン、1982年、88年のほぼ全出演番組(視聴率、内容、テレビ欄など)掲載という“前代未聞のデータ集”を作り上げた。生島ヒロシ研究家でもある。

2018.10.17. | Posted in news